妊娠出産 Minds版ガイドライン解説


ガイドライン作成委員より皆様へ
ローリスクの女性のお産では、産科医が主体となって行うよりも、医療介入が少なく、助産師が担当する方が安楽なケアが多く満足感が高いとされています。赤ちゃんが生まれるまでの時間が長引いたり異常出血や赤ちゃんの心音の異常などにも差がありません。ただし、お産はいつでも異常になり得るので、必要に応じて医師が立ち会ったり、異常時に病院へ運べる準備があり、お母さんと赤ちゃんの安全が保証されていることが前提条件です。
 


医学用語解説
周産期
(しゅうさんき)
赤ちゃんが生まれる前後の期間のことです。その期間は、妊娠22週以降から、出産後7日間と定義されています。
分娩直接介助者
(ぶんべんちょくせつかいじょしゃ)
赤ちゃんが生まれるときに、赤ちゃんを実際に取り上げる産科医や助産師のことです。
自然分娩
(しぜんぶんべん)
薬や器具などを用いた医療処置を行わずに、自然な状態で赤ちゃんを産むことです。自然分娩では出産日を決めずに、自然に陣痛が起こるのを待って、赤ちゃんを産みます。
会陰切開
(えいんせっかい)
会陰と呼ばれる腟の出口にはさみを入れ、腟の出口を広げることです。会陰切開を行うことで、赤ちゃんが外へ出やすくなります。
CTG
(シーティージー)
胎児心拍[数]陣痛図(たいじしんぱく[すう]じんつうず)のことです。英語ではcardiotocogramといい、CTGはその略語です。赤ちゃんの心拍数、つまり心臓の動きと子宮が収縮する様子を同時に測定して、記録したものです。赤ちゃんの健康状態を予測する上で重要な検査です。CTGを使用することで、母子の状態を確かめながら、安全に出産することができます。
医療介入
(いりょうかいにゅう)
病気の治療を目的に薬を投与したり、外科的な処置を行ったりすることを医療介入といいます。出産時にも母子の健康を守るために医療介入を行うことがあります。ここでは出産時の点滴、会陰切開などの医療行為のことを指します。
適応リスト
(てきおうリスト)
助産院でも安全に出産ができると考えられる妊婦の基準を定めたチェックリストです。助産院では異常時の医療的措置を行うことができないため、助産院での出産が勧められるのは、持病がなく、妊娠中や出産時にトラブルが起こる可能性が低く、母子ともに安全に出産できると考えられる妊婦です。
異常時対応のガイドライン
(いじょうじたいおうのガイドライン)
妊娠や出産のときに、緊急のトラブルが起こった場合の対処・手順を整理して、まとめたものです。母子の安全を最優先に確保することを目的とし、緊急時の医療機関への搬送方法、必要に応じて産科医が出産に立ち会うことなどが記載されています。


関連する医療提供者向けガイドラインの表示はこちら
(旧版)科学的根拠に基づく「快適な妊娠出産のためのガイドライン」  RQ3
 
 
 
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