医学用語ヘルプ

安静空隙
(あんせいくうげき)

上体を起こして、顎の力を抜いて安静にしているときの下の顎の位置を下顎安静位といいます。この状態で上の歯と下の歯の間にできる数mmの隙間のことです。この隙間は、多くの歯が抜けている場合でも大きく変わることがないため、入れ歯をつくる際に、上の顎と下の顎の垂直方向の位置関係を示す目安として活用されています。