CKD(慢性腎臓病) Minds版やさしい解説

CKDの重症度分類と治療


 CKDの重症度分類
表 CKDの重症度分類
出典: 日本腎臓学会編「CKD診療ガイド2012」より作成

CKDの重症度は、上記の分類表に示される縦軸の糸球体濾過量〔GFR〕と横軸の尿蛋白〔または尿アルブミン:タンパクの一種です〕の組み合わせにより知ることができます。

GFRの低下や尿蛋白が多いほど重症度が上がります。
重症度を色で示しています。緑色が基準です。黄色→オレンジ色→赤色になると重症度が上がります。緑色の部分に対して赤色のところは、末期腎不全による透析導入の危険が数百倍から数千倍になります。
また、脳卒中や心筋梗塞といった心血管疾患の危険は数倍から10倍程度になります。


◆CKDの治療目的
腎臓の機能は、一度失われたら元に戻ることがないので、CKDの進行を止める治療が必要になります。

CKDの治療目的の第一は、末期腎不全にいたることを阻止することです。阻止できない場合は、進行を遅くすることが目的になります。
第二に、CKDの治療によって、心血管疾患の発症を抑えることも目的になります。

◆CKDの治療
CKDの治療としては腎臓の病気そのものに対する治療と同時に生活習慣の改善が大切です。
肥満の解消や禁煙、減塩、バランスのよい食事と規則正しい生活が求められます。


このほかの治療として、以下が挙げられます。
・高血圧治療 ・尿蛋白、尿アルブミンの減少 ・糖尿病の治療 ・脂質異常症の治療
・貧血に対する治療 ・骨・ミネラル代謝異常に対する治療 ・高尿酸血症に対する治療
・尿毒症に対する治療

 

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