高尿酸血症・痛風 Minds版やさしい解説

どんな合併症があるの?


高尿酸血症・痛風に関連した合併症は、肥満や高血圧症などの生活習慣病があります。

角1 角2
   
<高尿酸血症・痛風のおもな合併症>
肥満〔メタボリックシンドローム〕
高血圧・心血管系疾患
腎障害
尿路結石
脂質異常症 など
角3 角4


とくに、高尿酸血症は慢性腎臓病〔CKD〕*6に進行する例が多いといわれています。自覚症状が少ないため、健康診断を毎年受けるようにしましょう。
そして、生活習慣の改善が何より重要です。



角1 角2
  *6慢性腎臓病〔CKD〕とは ■  

腎臓の障害や腎臓のはたらきが低下した状態をまとめて表す言葉です.
CKDは腎臓のはたらきを示す糸球体濾過量(しきゅうたいろかりょう)が60mL/分/1.73m2未満であるか,蛋白尿などの腎臓の障害が3カ月以上続く状態をいいます.
CKDの人は腎臓のはたらきが低下して腎不全が進行し,透析〔人工腎臓〕や腎移植による治療が必要になるリスクが大きいことが分かっています.
しかし,CKDの危険はそれだけではありません.CKDの人は、脳卒中や心筋梗塞といった,心血管疾患を発症するリスクも大きいことが知られています.

角3 角4

 

 
 
 
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