(旧版)これで治す最先端の頭痛治療 「慢性頭痛の診療ガイドライン」市民版
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頭痛は重症度と生活支障度により、
(1)軽症:生活に対する支障がない
(2)中等症:日常生活や仕事に影響がある
(3)重症:日常生活や仕事が不可能・寝込む
の三段階に区分されます。
一次性頭痛のうち、常に軽症で、頭痛による苦痛がほとんどなく、生活支障がない場合は、経過観察、生活習慣の改善、ストレッチなどのセルフケアで対処可能です。頭痛により苦痛を感じても、軽い場合は市販鎮痛薬により対応が可能です。
OTCは片頭痛の軽症例や初期例には有効ですが、薬剤乱用によりかえって毎日の頭痛に悩まされることになる方もいるので、鎮痛薬の使用には注意が必要です。
鎮痛薬を服用している方は、乱用しないよう注意し、服薬回数が頻回な場合(毎月10回、あるいはそれ以上服用)は受診して医師と治療について相談してください。
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