有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン

文献ID:S0030669 PMID: 9187694

著者

Rietbergen JB/Kruger AE/Kranse R/Schröder FH

出典: Urology/ 49巻, 6号, 875-80頁/ 発行年 1997年

文献番号

73

AF

6

研究方法

ケース・シリーズ

検査法

PSA・TRUS・DRE

対象数

初回スクリーニング受診者6,198人に対して、合計1,687(内36回は繰り返し)回の生検が行なわれた。

対象集団の特性

ERSPCのRotterdamセクション。

対象集団の設定条件

54-76歳男性。生検施行例。

検診群における受診率・要精検率

1994-1996年に13,542人のうち6,599人がスクリーニング群に割り付けられ、6,198人が受診(93.9%)。

評価指標

合併症発生の頻度。

評価指標の把握

医療記録。
生検後2-3週のうちに、泌尿器医を受診時にインタビュー。

結果

302人の前立腺がんが診断された。3日以上の肉眼的血尿、血精子症、直腸出血を訴えた者の割合は、それぞれ、23.6、45.3、1.7%。血精子症は比較的若年者ほど多く認められた。主要な合併症としては、疼痛7.5%、予防投薬された抗生物質へのアレルギー0.1%、会陰部腫脹0.1%、38.5度を超える発熱4.2%(内3人は敗血症[その1人はショックによりICU入院])。起炎菌はST合剤耐性大腸菌。前立腺炎、糖尿病、前立腺がんは、合併症のリスク要因ではなかった。

不利益

上記の通り。

研究全般に関するコメント

1)先行研究での血尿は13-58.4%、血精子症5-46%、直腸出血2.3-37.1%というバラツキがある。
2)抗生剤事前投与をしていたが4.2%の発熱あり。事前の抗生剤投与の有無により感染率は様々だが、必ずしも一定ではない。

参考文献

文献No80 Urology.60(5):826-830,2002.(本研究の続報)

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