有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン
文献ID:S0030624
PMID:
12665174
文献番号
28
AF
3
研究方法
検査精度(メタ・アナリシス)
検査法
PSAとDRE
対象数
対象数47,791人(13研究の対象数142-7,204人)
対象集団の特性
OVIDデータベース(1966-1999年)の文献検索。
13の研究のプール(様々な国の50歳以上の男性)。
対象集団の設定条件
39-92歳(13研究すべて50-65歳は対象としている)
検診群における受診率・要精検率
不明
評価指標
感度、特異度、陽性適中率、限局がんの割合。
評価指標の把握
記載なし。
結果
前立腺がんの全体の発見率は1.8%であった。(生検による)83.4%は局所がん。
PSAの感度、特異度と陽性適中率は、72.1%、93.2%、25.1%。
DREの感度、特異度と陽性適中率は、53.2%、83.6%、17.8%。
不利益
記載なし。
研究全般に関するコメント
1)13の研究における研究対象の年齢に幅がある。
2)6つの研究では年齢が40歳代も含まれている。
3)一部の研究は元データが得られたが、その他は発表論文の記載からデータ収集している。
4)出版バイアスの可能性がある。