有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024513
AF
4
研究方法
その他
検診方法
経皮的肺穿刺検査(X線透視下)
対象数
1,758例
対象集団の特性
1,758回の穿刺検査のうち肺がんは232例であり、確診率は90.95%(211例)。
対象集団の設定条件
自施設において肺がん診断のために実施された針生検細胞診
評価指標
合併症の頻度
評価指標の把握
自施設の成績
結果
合併症は1,758回中209例(11.89%)。内訳は、気胸108例(6.14%)、血痰87例(4.94%)、喀血10例(0.57%)、ショック2例(0.11%)、膿胸1例(0.06%)、胸壁播種転移1例(0.06%)。
不利益
経皮的肺穿刺検査による合併症(気胸、血痰、喀血など)
研究全般に関するコメント
最も頻度の高い合併症は気胸であったが、多くは軽微なものであり、脱気を要したものは4例のみ。死亡例の報告はなし。