有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン

文献ID:S0024511

著者

星 朗/北村 論

出典: 気管支学/ 17巻, 6号, 475-83頁/ 発行年 1995年

AF

4

研究方法

その他

検診方法

気管支ファイバースコープ

対象数

362施設で実施された気管支鏡検査280,999例

対象集団の特性

大学病院が14施設、一般病院が348施設。一般病院のうち、気管支学会が認定する気管支鏡認定施設が49施設、非認定施設が285施設、不明14施設。

対象集団の設定条件

全国の大学病院および呼吸器科を標榜する一般病院の計2,016施設にアンケート調査し、497施設(25%)が回答。そのうち気管支鏡検査を実施していない135施設を除外し、362施設の報告を集計。

評価指標

合併症の頻度

評価指標の把握

アンケート調査

結果

気管支鏡検査280,999回に対し、合併症は3,782例(1.3%)。頻度順にみると、発熱1,104例(0.39%)、呼吸困難感474例(0.17%)、キシロカイン中毒447例(0.16%)、気胸433例(0.15%)、喘息発作354例(0.13%)。重篤な合併症は、大量出血157例(0.06%)、キシロカインショック56例(0.02%)、心筋梗塞4例(0.001%)。死亡例は18例(0.006%)。直接死因は、呼吸不全8例、大出血6例、脳出血2例、キシロカインショック1例、窒息1例。

不利益

気管支鏡検査による合併症(発熱、呼吸困難感、キシロカイン中毒、気胸、喘息発作など)

研究全般に関するコメント

合併症の発現率は1.3%であり、1985年に北村が報告した0.49%よりも高率であった。その理由として、対象施設に占める学会非認定施設の割合を挙げている。(気管支鏡認定施設の発現率0.98%、非認定施設2.1%)

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