有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024425
PMID:
3610384
AF
1
研究方法
症例対照研究
検診方法
70mmの胸部X線間接撮影、2年に1回
対象数
ケース群130/コントロール群260(controlA), 260(controlB)
対象集団の特性
診断時70歳未満の男性
対象集団の設定条件
ベルリンの1地区、controlAは地区住民から、controlBは病院受診者(主として外科救急)から、性・年齢でマッチ。
評価指標
肺癌による死亡例と対照例での検診受診の比較
評価指標の把握
がん登録、検診記録
結果
診断以前の2年間に検診受診することの肺癌死亡への相対危険度はcontrolAを用いた場合0.88、controlBでは1.09、いずれも有意差なし。
不利益
記載なし
研究全般に関するコメント
2年に1度の検診を評価している。喫煙補正が充分ではない。controlAでは喫煙歴不明例が多い。ケースで腺癌が11%しかない。