(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020371 PMID: 8199990

著者

Zerbi A/Fossati V/Parolini D/Carlucci M/Balzano G/Bordogna G/Staudacher C/Di Carlo V

出典: Cancer/ 73巻, 2930-5頁/ 発行年 1994年

Evidence Level

IV

目的

膵癌切除例に対するIORTの効果について検討。

研究施設/組織

サン ラファエル科学研究所

研究期間

1985年6月〜1993年3月

対象患者

上記施設で,上記期間に治療された膵癌320例のうち,234例が手術を受けたが,切除された90例を対象
切除された90例で,IORTを併用した43例 (Group 1) とIORTを行わなかった47例 (Group 2) で予後を比較

介入

IORT: 6〜20MeV,12.5〜20Gy.

主要評価項目

生命予後

結果

・全体  生存中央値  1生率  2生率  3生率  非再発中央値  局所再発率
 Group 1  19ヵ月    71%    24%    7%      13ヵ月      27.0 %
 Group 2  12ヵ月    49%    16%   10%      8ヵ月      56.03%    
        n.s.           n.s.            n.s.       P<0.01

結論

IORTは局所再発を抑制するが,生命予後を改善しない。

作成者

下瀬川 徹,石川 治

コメント

単一施設の後ろ向きのコホート研究。
補助療法としてIORTのみを用いているため比較しやすい。

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