(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020366 PMID: 1964472

著者

Hiraoka T/Uchino R/Kanemitsu K/Toyonaga M/Saitoh N/Nakamura I/Tashiro S/Miyauchi Y

出典: Int J Pancreatol/ 7巻, 201-7頁/ 発行年 1990年

Evidence Level

IV

目的

膵癌の標準切除,拡大リンパ節郭清術へのIORT併用の効果

研究施設/組織

熊本大学第1外科

研究期間

1969〜1988年

対象患者

標準術式: 1966〜1975年の症例19例
標準術式+IORT: 1976〜1981年の15例
拡大手術: 1982〜1983年の症例9例
拡大手術+拡大IORT: 1984〜1988年の症例14例

介入

標準術式へのIORT: 8MeV,30Gy
拡大IORT: 9MeV,30Gy,広範囲照射

主要評価項目

生命予後

結果

標準術式 vs 標準術式+IORTvs拡大切除: 3群間で,生存率に有意差なし。
拡大切除+拡大IORT: 5生率33.3%で最も良好。
剖検施行: 標準術式4例,標準術式+IORT 3例,拡大切除3例,拡大切除+拡大IORT 1例
これらの剖検所見では,放射線照射群で局所再発が抑制される傾向があった。

結論

拡大切除+拡大IORTは予後を改善する可能性がある。

作成者

下瀬川 徹,石川 治

コメント

単一施設の後ろ向きコホート研究。
統計学的処理がされておらず,客観性に問題を残す。
年代によって対象症例の治療方針が異なっており,厳密な比較は難しい。

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