(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020364 PMID: 11309645

著者

Mehta VK/Fisher G/Ford JA/Poen JC/Vierra MA/Oberhelman H/Niederhuber J/Bastidas JA

出典: J Gastrointest Surg/ 5巻, 27-35頁/ 発行年 2001年

Evidence Level

IV

目的

局所進行癌に対する術前chemoradiation (50〜56Gy+5-FU 250mg/m2/日持続投与) による腫瘍径,切除率などの効果および副作用の評価。

研究施設/組織

Stanford University Medical Center

研究期間

1994〜2000年

対象患者

Marginally resectable例 (CTでSMA,SMVあるいはPVの半周以上かつ1cm以上のfat planeが消失するが,CA,CHA,LGA,SMAや結腸動脈根部に浸潤はない) 15例

介入

術前chemoradiation (50〜56Gy+5-FU 250mg/m2/日持続投与) 後,4〜6週後に再評価。切除例の組織効果の検討,切除/非切除例の成績を検討。

主要評価項目

組織効果, リンパ節転移,surgical margin,生存率

結果

15例中9例が切除できた。
CRあるいは1個のリンパ節にのみ転移を認めた症例は各々は2例であった。切除9例および非切除6例のMSは各々30および8ヵ月であった。切除例の6例は無再発生存中 (12〜72ヵ月)。1例が5-FUの減量を要したのみで,消化器症状や骨髄抑制はgrade 1〜2であった。

結論

術前chemoradiationは安全に施行可能できた。Downstage,surgical margin陰性およびリンパ節転移陰性の率が高度で,切除率の向上などをもたらした。

作成者

石川 治,大東弘明

コメント

局所の組織学的効果は良好。

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