（旧版）科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

Evidence Level

V

目的

患者背景，合併症，手術死病率，生存率についてRCT

研究施設/組織

イタリアミラノのRaffaele病院

研究期間

1990年1月〜1997年4月

対象患者

膵頭部癌に対して膵頭十二指腸切除を受けた113例で，39例はPD，74例はPPPD

介入

標準PDとPPPD

主要評価項目

術後合併症，入院日数，再発，生存率について検討

結果

患者背景，合併症，手術死亡，胃排泄遅延，食事摂取，在院日数に違いはなかった。
術後生存率は異ならなかった。

結論

PDとPPPDで差はなく，PPPDは膵頭部癌の術式たりうる。

作成者

山口幸二，渡部雅人

コメント

１施設の後ろ向き研究である。