有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

文献ID:S0016523 PMID: 7759151

著者

Saito H/Soma Y/Koeda J/Wada T/Kawaguchi H/Sobue T/Aisawa T/Yoshida Y

出典: Int J Cancer/ 61巻, 465-9頁/ 発行年 1995年

方法

便潜血検査免疫法

AF(Analytic Framework)

1

研究方法

症例対照研究

検診方法

便潜血検査免疫法(1日法)

対象数

症例群:大腸がん死亡者193例(結腸がん105例、直腸がん88例).内174例が組織学的に確認できたがんであった.
対照群:性・年齢・住居地で個別にマッチした577例.

受診率

FOBT受検率(5年間):症例群 3.6-18.9(%) 対照群 8.1-22.8(%)
精検受診率は不明

対象集団の特性

40-79歳の地域住民

対象集団の設定条件

青森県内の1985年以前に大腸がん検診を実施していなかった26市町村

評価指標

大腸がんによる死亡リスクの低減(オッズ比)

評価指標の把握

死亡診断書とがん登録データにより把握.+診療録

結果

大腸がん診断の1年以内、2年以内、3年以内の受診ありのオッズ比:0.40(95%CI、0.17-0.92)、0.41(95%CI、0.20-0.82)、0.48(95%CI、0.25-0.92)
最終受診から0-1年、1-2年以内、2-3年以内の受診ありのオッズ比:0.40(95%CI、0.17-0.92)、0.39(95%CI、0.12-1.33)、0.58(95%CI、0.16-2.07)

不利益

記載なし

研究全般に関するコメント

免疫法による便潜血反応を用いた大腸がん検診の症例対象研究.要精検率が2.4%と化学法に比べ低値である.腹痛などの症状を持った症例、精検未受診者の死亡例などを除くと、1年以内の検診受診のオッズ比は0.16(95%信頼区間:0.05-0.54)と推定しており、免疫法の有効性を強く示唆する結果となっている.

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