(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0028032 PMID: 12969089

著者

Nista EC/Candelli M/Cremonini F/Cazzato IA/Di Caro S/Gabrielli M/Santarelli L/Zocco MA/Ojetti V/Carloni E/Cammarota G/Gasbarrini G/Gasbarrini A

出典: Aliment Pharmacol Ther/ 18巻, 627-33頁/ 発行年 2003年

研究デザイン

RCT

エビデンスレベル

レベルII:1つ以上のランダム化比較試験による

対象者(疾患/病態)

standard triple therapy(clarithromycin,amoxicillin,rabeprazole) 不成功例

サンプルサイズ

280例

セッティング

大学病院

追跡率

100%

予知因子:介入/要因曝露と対照

治療薬:levofloxacin 500mg o.d.,amoxicillin 1g b.d.,rabeprazole 20mg b.d. 10日間(LAR,n=70)
比較薬:
levofloxacin 500mg o.d.,tinidazole 500mg b.d.,rabeprazole 20mg b.d. 10日間(LTR,n=70)
tetracycline 500mg q.d.s.,metronidazole 500mg t.d.s.,bismuth salt 120mg q.d.s.,rabeprazole 20mg b.d. 7日間(7TMBR,n=70)
tetracycline 500mg q.d.s.,metronidazole 500mg t.d.s.,bismuth salt 120mg q.d.s.,rabeprazole 20mg b.d. 14日間(14TMBR,n=70)

エンドポイント(アウトカム)

除菌率,副作用頻度

主な結果と結論

Intention-to-treat除菌率は,LAR 94%,LTR 90%,7TMBR 63%,14TMBR 68%で,治療間の比較(オッズ比 (95%CI))では,LAR vs. 7TMBR 4.50(3.18-29.87),LTR vs. 7TMBR 2.78(2.12-13.3),LAR vs. 14TMBR 3.76(2.45-23.37),LTR vs. 14TMBR 2.35(1.63-10.45)であった.副作用頻度は,LARとLTRが14TMBRよりも有意に低かった(10 vs. 33%,OR 0.41,95%CI: 0.09-0.57 and 11 vs. 33%,OR 0.45,95%CI: 0.11-0.64).

効果指標値(95%信頼区間)

統計学的解析法:Chi-squared test,Fisher exact test

コメント

10日間のレボフロキサシンを用いた3剤併用療法は,4剤併用療法よりも二次除菌法として良好であった。

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 0
ケアの供給者は盲検化されているか 0
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 1
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 1

総スコア 5

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