(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0027913 PMID: 3011583

著者

Rydning A/Weberg R/Lange O/Berstad A

出典: Gastroenterology/ 91巻, 56-61頁/ 発行年 1986年

研究デザイン

RCT

エビデンスレベル

レベルII:1つ以上のランダム化比較試験による

対象者(疾患/病態)

内視鏡検査により胃潰瘍と診断された患者

サンプルサイズ

88例

セッティング

2施設

追跡率

86/88(98%)

予知因子:介入/要因曝露と対照

制酸剤 vs 偽薬,高繊維食 vs 低繊維食

エンドポイント(アウトカム)

6週間の自覚症状改善率,内視鏡的潰瘍治癒率など

主な結果と結論

・制酸剤は症状の改善,潰瘍治癒に偽薬より有効
・食物繊維の多寡は関係しない

効果指標値(95%信頼区間)

統計学的解析法:t-検定,χ2検定など

コメント

採用

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 0
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 0
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 0
ケアの供給者は盲検化されているか 0
患者は盲検化されているか 0
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 0
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 0

総スコア 2

アブストラクトテーブル用記述

胃潰瘍の症状改善,潰瘍の治癒に,食事中の食物繊維の多寡は関係しない.

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