(旧版)「喘息ガイドライン作成に関する研究」平成11年度研究報告書/ガイドライン引用文献(2000年まで)簡易版抄録を掲載
文献ID:S0000957
PMID:
9973691
研究デザイン
方法:週あたりの救急受診患者数と,その時期の環境要因(SO2,黒煙,気温,雨,風速,気圧,湿度)をretrospectiveに記述 観察期間:1年間 その他:各要因間の相関と重回帰分析を行った
セッティング
対象者
例数:515 年齢:>12 対象:喘息で救急受診した患者(スペイン)
介入(要因曝露)
主な結果
1)患者数に対して有意な相関を示したのはSO2濃度と黒煙濃度のみで,しかも相関係数は小さい。気象要因との相関はない(tableでは,気温が負の相関-相関係数は小さい)
2)重回帰分析においては黒煙のみが有意な説明因子であった。ただしR2 = 0.11と小さい