(旧版)関節リウマチ診療ガイドライン 2014
関節リウマチ診療ガイドライン2014
凡例
凡例
本ガイドラインは,最も新しいガイドライン作成法であるGRADEシステムを用いて作成しました。
多忙な医療関係者にご活用いただきやすいよう,以下のように日常診療で直面するであろうClinical
Question(CQ)とその解説,および推奨文の形式でまとめています。また,治療目標や治療方針,
治療のアルゴリズムおよび推奨の一覧などをまとめて折込にて収載しておりますので,日常診療にぜひお役立てください。
■CQ |
RA診療において,実臨床で重要と考えられるCQ計88個を抽出し,「MTX」,「MTX以外のcsDMARD(従来型抗リウマチ薬)」, 「NSAID」,「ステロイド」,「bDMARD(生物学的製剤)」,「手術」,「リハビリ」,「その他の治療」,「合併症・ 妊娠・授乳」の9つの項目に分類しました。 |
■推奨 |
関連の高いCQごとに計37の推奨文を作成しました。推奨の強さは「強い」か「弱い」の2種類,推奨への同意度は1〜5段階で評価しました。なお本ガイドラインでは,同意度が4以上得られたものに限って,推奨として採用しています。 |
■解説 |
各CQに対する解説を掲載しました。解説に関するエビデンスの詳細については,Referencesとともに第4章 「エビデンスのまとめ」もあわせてご参照ください。 |
■References |
Referencesは,コクランレビューを中心とする①「CQ作成時の基本となったシステマティックレビュー」,および②「追加解析に用いた文献など」の2種類を明示しています。 |