(旧版)特発性正常圧水頭症診療ガイドライン 第2版

 
 
第4章 資料
IV 補遺


4.Trail Making Test(TMT)

精神運動速度を評価する検査である。1〜25の数字が不規則に配置されている専用の用紙を使用する。できるだけ早く,かつ正確に1〜25の数字を順に線で結ぶことを求め,その時間を測定する。得点はこの所要時間で表される。所要時間は約5分。
検査に必要な物:鉛筆,消しゴム,ストップウォッチとTMT-A 練習用用紙,TMT-A 検査用紙。


A.TMT-A 検査施行のための練習
教示:TMT-A 練習用用紙を被験者に見せながら,「今から,検査のための練習をいたします。この用紙に書かれている数字の①から②,③というように数字の順番に,できるだけ早く,線で結んでください。最後の⑧まで結ぶのにかかる時間を測定いたします。途中で結ぶ順番を間違ったときには,『間違っ ています』と言いますので,すぐに訂正して次に進んでください。また最後の数字を結ぶまで鉛筆を紙から浮かさないでください。もしも浮いてしまったときには,『鉛筆が浮いています』と言いますので,すぐに鉛筆を紙につけてください。それでは始めます。鉛筆を紙から浮かさずに,できるだけ早く,数字の順に,線で結んでください。ではどうぞ。」と言って,ストップウォッチをスタートし完成までの時間を計測する。「今から,検査のための練習をいたします。この用紙に書かれている数字の①から②,③というように数字の順番に,できるだけ早く,線で結んでください。最後の⑧まで結ぶのにかかる時間を測定いたします。途中で結ぶ順番を間違ったときには,『間違っています』と言いますので,すぐに訂正して次に進んでください。また最後の数字を結ぶまで鉛筆を紙から浮かさないでください。もしも浮いてしまったときには,『鉛筆が浮いています』と言いますので,すぐに鉛筆を紙につけてください。それでは始めます。鉛筆を紙から浮かさずに,できるだけ早く,数字の順に,線で結んでください。ではどうぞ。」と言って,ストップウォッチをスタートし完成までの時間を計測する。

図3図3.TMT-A 練習用用紙

B.TMT-A 検査
(TMT-A 練習用用紙で検査が施行できなかった被験者は中止する)
教示:「今度は,本番です。数字が多くなっていますが,やり方は一緒です。」

TMT-A 検査用紙を被験者に見せながら,上記と同じ教示を繰り返す。すなわち,「この用紙に書かれている数字の①から順に,できるだけ早く,線で結んでください。最後の数字まで結ぶのにかかる時間を測定いたします。途中で結ぶ順番を間違ったときには,『間違っています』と言いますので,すぐに訂正して次に進んでください。また最後の数字を結ぶまで鉛筆を紙から浮かさないでください。もしも浮いてしまったときには,『鉛筆が浮いています』と言いますので,すぐに鉛筆を紙につけてください。それでは始めます。鉛筆を紙から浮かさずに,できるだけ早く,数字の順に,線で結んでください。ではどうぞ。」と言って,ストップウォッチをスタートし完成までの時間を計測する。

図4図4.TMT-A 検査用紙


 

 
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