(旧版)褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版)
ガイドライン各論
CQ8 スキンケア
発生後ケア
【解説】
皮膚洗浄後に皮膚保護剤を使用する実験群と従来法(皮膚洗浄のみ)を行う対照群を設定した褥瘡治癒期間の事前事後設計試験1,2)では,褥瘡の治癒期間が短縮し,治癒率が有意に上昇した。
以上より,褥瘡予防のときと同様に,尿・便失禁がある場合も,褥瘡治癒促進のために洗浄剤による洗浄後に褥瘡周囲皮膚への皮膚保護クリーム等の塗布を行ってもよい。
【文献】
【CQ 8.6】
尿・便失禁がある場合,褥瘡治癒促進のためにどのようなスキンケアを行うとよいか
【推奨文】
洗浄剤による洗浄後に,褥瘡周囲皮膚への皮膚保護クリーム等の塗布を行ってもよい。
【推奨度】 C1
尿・便失禁がある場合,褥瘡治癒促進のためにどのようなスキンケアを行うとよいか
【推奨文】
洗浄剤による洗浄後に,褥瘡周囲皮膚への皮膚保護クリーム等の塗布を行ってもよい。
【推奨度】 C1
【解説】
皮膚洗浄後に皮膚保護剤を使用する実験群と従来法(皮膚洗浄のみ)を行う対照群を設定した褥瘡治癒期間の事前事後設計試験1,2)では,褥瘡の治癒期間が短縮し,治癒率が有意に上昇した。
以上より,褥瘡予防のときと同様に,尿・便失禁がある場合も,褥瘡治癒促進のために洗浄剤による洗浄後に褥瘡周囲皮膚への皮膚保護クリーム等の塗布を行ってもよい。
【文献】