(旧版)褥瘡予防・管理ガイドライン

 
第2章 褥瘡の予防と発生後のケア


褥瘡の予防と発生後のケア Clinical Questions
褥瘡発生後のケア
5.リハビリテーション


GPP(Good Practice Point)一覧:ワンポイント・アドバイス
事項 解説
褥瘡患者の動作獲得指導ならびに褥瘡患者の他動運動を実施する前には、褥瘡の部位・形状・程度等を確認し、褥瘡部への影響を考慮して行ってもよい
  • 褥瘡部を動かす可能性がある動作や他動運動を行う場合には、理学療法士・作業療法士も褥瘡を観察し、確認する必要があり、褥瘡を直接確認することで褥瘡部への影響を考慮したプログラムを実施することが早期の機能回復に結びつく
  • 皮下組織の滑走性が低下している場合の他動運動では、骨突起部に近い深層筋の過度の伸張や筋虚血、摩擦やずれを誘発することがあるので、褥瘡部のみならず、周囲筋の滑走性等を含めた確認が重要である

 

 
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