(旧版)褥瘡予防・管理ガイドライン

 
第1章 褥瘡の概要


褥瘡の疫学
5.褥瘡有病者へのケア
1)体圧分散マットレス(図4)

大学病院以外はエアマットレスの使用が最も多く、療養型病床を有する病院55.2%、精神病院50.0%、介護老人福祉施設54.0%、訪問看護ステーション60.4%と50%以上使用していた。大学病院は、フォームマットレス39.7%、エアマットレス36.8%の順であった。いずれの施設もエア、フォームマットレス双方合わせた使用割合は60%以上であった。
一方、体圧分散マットレスを使用しない褥瘡有病者もいた(一般病院6.7%、療養型病床を有する病院6.2%、大学病院6.2%、精神病院1.7%、介護老人福祉施設14.2%、介護老人保健施設27.0%、訪問看護ステーション10.1%)。

図4 体圧分散用具使用状況
図4:体圧分散用具使用状況
ウ:ウォーター; ゲ:ゲル・ゴム; ハ:ハイブリッド; そ:その他; な:使用なし
1:療養病床を有する一般病院

2)体位変換時間(図5)
本ガイドラインで推奨されている2時間毎の体位変換を実施している割合(1時間毎+2時間毎)は一般病院66.8%、療養型病床を有する一般病院61.0%、大学病院73.6%、精神病院65.0%、介護老人福祉施設65.5%、介護老人保健施設66.0%、訪問看護ステーション22.2%であった。訪問看護ステーションでは、56.8%が体位変換をしない、または不定期にするであった。

図5 体位変換時間実施状況
図5:体位変換時間実施状況
*つき上段数値:4時間毎; *なし上段数値:5時間毎; 下段数値:6時間毎
1:療養病床を有する一般病院

3)スキンケア
スキンケア計画立案割合は、一般病院90.9%、療養型病床を有する一般病院93.0%、大学病院87.7%、精神病院81.7%、介護老人福祉施設78.5%、介護老人保健施設83.8%、訪問看護ステーション93.3%であった。

4)栄養状態
栄養状態改善計画立案割合は、一般病院62.6%、療養型病床を有する一般病院70.4%、大学病院60.3%、精神病院70.0% 、介護老人福祉施設73.6%、介護老人保健施設77.7%、訪問看護ステーション52.8%であった。

5)リハビリテーション
リハビリテーション計画立案割合は、一般病院43.4%、療養型病床を有する一般病院47.4%、大学病院52.1%、精神病院45.0% 、介護老人福祉施設44.1%、介護老人保健施設74.7%、訪問看護ステーション51.2%であった。

 

 
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