有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

 
III.方法


3.文献検索

MEDLINE、医学中央雑誌を中心に、1985年1月から2003年6月に至る関連文献を抽出した。さらに、EMBASE、CINHALなど他のデータも追加的に利用した。この他、日本消化器集団検診学会誌、日本消化器内視鏡学会誌についてはハンドサーチを行った。
がん検診による死亡率減少効果の判定には直接的、あるいは間接的証拠となりうる論文を採用し、臨床上の診断や治療の効果に関する論文は対象外とした。文献の採用・除外条件は以下のとおりである。ただし、除外条件に相当した論文であっても、場合によっては追加採用する場合もある。その判断はガイドライン作成委員会の議論に基づき、関係者が協議の上、採否を決定した。
(1) 原著のみを対象とし、総説、その他の報告や資料などは除外する。ただし、メタ・アナリシスを含む系統的総括は検討対象とする。
(2) 学会等のガイドライン関連の論文、国家機関・学会などの年報、統計集等は除外する。
(3) 原則として無症状の一般集団で検討したものに限定し、有症状者(外来受診者など)は除外する。
(4) 発見率に関する論文は除外する。
(5) 抄録のないものは除外する。

 

 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す