(旧版)尿路結石症診療ガイドライン 2013年版
2013 年版 序
初版『尿路結石症診療ガイドライン』(GL)は,日本泌尿器科学会,日本泌尿器内視鏡学会(旧日本Endourology & ESWL 学会),日本尿路結石症学会の3 学会の共同編集として2002 年に刊行され,臨床現場で広く用いられてきました。その後,治療法の進歩,全国疫学調査の実施,新たな排石促進薬の登場,欧米におけるGL 改訂などがあり,「改訂版GL」を早急に作成する必要性に迫られていました。
今回の改訂では,クリニカルクエスチョン形式を用いわかりやすさに努めています。全体構造の構成については疫学,診断・治療,再発予防の3 つの領域に分け,各領域は,のべ数十人の専門家からなる委員が,文献検索,集計,修正などの行程を積み重ねました。文献検索は,日進月歩する尿路結石学を反映するような膨大な医学情報に振り回されながらも,各委員の献身的なご努力によりようやく発刊するに至りました。
本来ならば数年ごとに改訂すべきGL ですが,このように10 年以上も経過して改訂版にたどり着いたことを深く反省しております。なお,今回のGL 作成では,文献検索の方法に工夫をこらし,これからも使用できるように配慮しておりますので,以後の改訂版では迅速に対応できると思います。
この改訂版GL は,医療の最前線で尿路結石症の診療に携わっておられる先生方や医療関係者に,現時点における最新の情報に基づく指針としてお届けするものです。臨床現場で幅広く活用していただくことを期待しております。
多大な労力を惜しみなく傾注していただきました各領域委員長はじめ委員の方々にあらためて御礼を申し上げます。
平成25 年9 月
今回の改訂では,クリニカルクエスチョン形式を用いわかりやすさに努めています。全体構造の構成については疫学,診断・治療,再発予防の3 つの領域に分け,各領域は,のべ数十人の専門家からなる委員が,文献検索,集計,修正などの行程を積み重ねました。文献検索は,日進月歩する尿路結石学を反映するような膨大な医学情報に振り回されながらも,各委員の献身的なご努力によりようやく発刊するに至りました。
本来ならば数年ごとに改訂すべきGL ですが,このように10 年以上も経過して改訂版にたどり着いたことを深く反省しております。なお,今回のGL 作成では,文献検索の方法に工夫をこらし,これからも使用できるように配慮しておりますので,以後の改訂版では迅速に対応できると思います。
この改訂版GL は,医療の最前線で尿路結石症の診療に携わっておられる先生方や医療関係者に,現時点における最新の情報に基づく指針としてお届けするものです。臨床現場で幅広く活用していただくことを期待しております。
多大な労力を惜しみなく傾注していただきました各領域委員長はじめ委員の方々にあらためて御礼を申し上げます。
平成25 年9 月
日本泌尿器科学会 理事長内藤 誠二
日本泌尿器内視鏡学会 理事長寺地 敏郎
日本尿路結石症学会 理事長郡 健二郎