(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

 
 
第V章 急性胆管炎 -診断基準と重症度判定-


2. 臨床徴候
現在まで,臨床的に急性胆管炎の診断には臨床徴候が重視され,Charcot3徴,すなわち腹痛,発熱ならびに黄疸が典型的な症状としてあげられている。 しかし,このような典型的な症状をきたさない症例も少なくない。一方,ショックなどの全身の合併症をきたす危険性のある疾患であり,腹部局所の所見にとらわれず全身徴候を把握する必要がある。 また,急性胆嚢炎を疑った場合でも急性胆管炎が併発していないかに注意が必要である。

 

 
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