(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
第I章 序
3. ガイドライン作成法
Evidence-based medicine(EBM)の概念を中核において,上記の4団体の腹部救急疾患診療における専門家や疫学専門家からなるガイドライン作成ワーキンググループを構成し,より客観的にエビデンスを抽出すべくシステマティックに文献を検索,収集し,評価作業を行い,ガイドライン作成を進めた。 また,前述の研究班の外部評価委員会によってガイドライン内容を検討した。 その後,学会ホームページにてガイドライン案を提示するとともに,2004年9月の日本胆道学会総会,2005年3月の日本腹部救急医学会総会において,公開シンポジウムを開催し,フィードバックを得た。 これらを基にガイドラインの再検討を行い,今回出版の運びとなった。