(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

 
第2部 胃潰瘍診療ガイドラインなし解説なし

 
9.メタアナリシス
1)ステートメント

ステートメント グレード エビデンスレベル 保険適用
海外 日本
1 H. pylori 陽性であることが確認された胃潰瘍には治癒率が向上し再発率が低下するので除菌治療を行う
A I なし
2 H. pylori 除菌を行わない場合には,プロトンポンプ阻害薬(PPI)を投与する
A I なし 可(ただし,PPI治療は8週までの制限あり)
3 出血性胃潰瘍に対しては,再出血率が低下するので,何らかの内視鏡的治療を行う
A I なし
4 H. pylori 陽性の場合には,酸分泌抑制治療だけの場合に比べ,除菌を行った方が再出血率が低下するので,除菌を行う
A I なし
5 NSAID服薬中の胃潰瘍発生の予防には,発生率が低下するので,ミソプロストールまたはPPI投与を行う
B I なし 可(ただし,PPIは除く)

 

 
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