（旧版）EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン第2版－H. pylori二次除菌保険適用対応－

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第2部　胃潰瘍診療ガイドライン―解説―

　
5．非除菌治療
3）ステートメント
（1）非除菌治療の薬剤選択
1）第一選択薬

ステートメント

グレード

エビデンスレベル

保険適用

海外

日本

PPI（オメプラゾール，ランソプラゾール，ラベプラゾールナトリウム）のいずれかを投与する

可（ただし，PPIは8週までの投与制限がある）

2）第一選択薬としてPPIを選択できない場合

ステートメント

グレード

エビデンスレベル

保険適用

海外

日本

H2RA（シメチジン，塩酸ラニチジン，ファモチジン，塩酸ロキサチジンアセタート，ニザチジン，ラフチジン）のいずれかを投与する

可

選択的ムスカリン受容体拮抗薬（塩酸ピレンゼピン）もしくは一部の防御因子増強薬（スクラルファート，ミソプロストール，エンプロスチル）のいずれかを投与する

なし

可

上記いずれの薬剤も投与できない場合，一部の防御因子増強薬（スクラルファート，ミソプロストール，エンプロスチル）を除くその他の防御因子増強薬のいずれかを投与する

なし

可

（2）酸分泌抑制薬と防御因子増強薬の併用療法

ステートメント

グレード

エビデンスレベル

保険適用

海外

日本

PPIと防御因子増強薬との併用療法

なし

可

H2RAと防御因子増強薬との併用療法

なし

II〜III

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（旧版）EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン第2版－H. pylori二次除菌保険適用対応－

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