(旧版)科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版

 
20.糖尿病の療養指導・患者教育


解説

8.インターネット利用による医療機関へのアクセスの血糖管理と患者教育
SMBGの成績を電話やIT回線に載せて医療機関,主治医と連絡し血糖コントロールに応用されてきた31),32).最近では,患者と医療機関を結ぶ連絡機能にとどまらず,カウンセリングプログラムやコンピュータ制御で個々の症例のためにに作り出されるインスリン用量のアルゴリズムを発生させて送信し有用性が示されている33),34),35),36).電話による連絡や指示は小児には効果が少ない37).成人の場合も対象とする患者を選択し,事前の面接による基本的な教育を実施したうえでe-learningの適応となる症例を選ばなければ効果はないであろう.

 
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