ガイドライン

根拠と総意に基づくカンガルーケア・ガイドライン(完全版)

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トピック2:集中治療下にある児に対する一時的な「カンガルーケア」


推奨

トピック2  集中治療下にある児に対する一時的な「カンガルーケア」
推奨グレードB 集中治療下(※注3)にある児へのカンガルーケアは、体温・酸素飽和度などのモニタリングで安全性を確保し、児の経過・全身状態から適応を入念に評価する(※注4)必要がある。さらにご家族の心理面に十分に配慮する環境が得られた場合(※注5)、実施を考慮する。
  • ※注3 超急性期は除く。人工呼吸管理下を含むか否かは、各施設の状況にあわせ、あらかじめスタッフ内で十分な意思統一が必須です。
  • ※注4 カンガルーケア実施中のみならず、前後数時間の状態、移動中も含めて児の状態を評価することが必要です。特に実施後の状態変化には注意を要します。
  • ※注5 ご家族の心の準備が十分にできていない状態でのカンガルーケアは不安を増大することがあるので注意を要します。


カンガルーケアを行うにあたって:前提条件
角1 角2
 
カンガルーケア(直肌[じかはだ]のだっこ)を薦める際には、どのような場面でもご家族の心理的社会的な支援を整えることも含めて行ってください。また、実施に先立ちご家族に情報提供を十分に行い、ケア実施の希望を確認してください。
ときにご家族の考えと医療スタッフの考えがうまく一致しないことがあるかもしれませんが、「赤ちゃんが中心であるChild-centred Care」という原則をいつでも忘れずに行動しましょう。
ケアの実施にあたっては、直接のケアの時間内だけでなく、ケアの前後数時間を含めて安全面に最大限の配慮を行ってください。これらの条件が十分に守られない時は、形だけのカンガルーケアになってしまい本来の効果を期待できない恐れがあります。
 
角3 角4
注:推奨グレードは、根拠になる情報の確かさや強さに基づいてつけられたものであり、その推奨の重要度を示すものではありません。


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