ガイドライン

根拠と総意に基づくカンガルーケア・ガイドライン(完全版)

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トピック1:全身状態が落ち着いた低出生体重児に対する「カンガルーケア」


推奨

トピック1  全身状態が落ち着いた低出生体重児に対する「カンガルーケア」
推奨グレードA 全身状態がある程度落ち着いた低出生体重児(※注1)には、まず母子同室を行った上で、出来る限り24時間継続した(※注2)カンガルーケアをすることが薦められる。
  • ※注1 ここでは、体重が2500g未満の児で、バイタルサイン(体温、呼吸数、脈拍数など)が安定していて、原発性の無呼吸(呼吸中枢の未熟性による無呼吸)がない、または治療済みの場合をさします。
  • ※注2 出来るだけ長時間、出来るだけ中断なく実施することが望まれます。


カンガルーケアを行うにあたって:前提条件
角1 角2
 
カンガルーケア(直肌[じかはだ]のだっこ)を薦める際には、どのような場面でもご家族の心理的社会的な支援を整えることも含めて行ってください。また、実施に先立ちご家族に情報提供を十分に行い、ケア実施の希望を確認してください。
ときにご家族の考えと医療スタッフの考えがうまく一致しないことがあるかもしれませんが、「赤ちゃんが中心であるChild-centred Care」という原則をいつでも忘れずに行動しましょう。
ケアの実施にあたっては、直接のケアの時間内だけでなく、ケアの前後数時間を含めて安全面に最大限の配慮を行ってください。これらの条件が十分に守られない時は、形だけのカンガルーケアになってしまい本来の効果を期待できない恐れがあります。
 
角3 角4
注:推奨グレードは、根拠になる情報の確かさや強さに基づいてつけられたものであり、その推奨の重要度を示すものではありません。


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