ガイドライン

(旧版)前立腺癌診療ガイドライン 2006年版

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第5章 放射線療法

 
2 組織内照射療法

現時点で本邦でも可能な内照射療法の代表的なものとして,125Iによる密封小線源永久挿入治療法,および192Irによる高線量率組織内照射がある。特に前者は低リスクでは単独で,中・高リスクでは外照射と併用されることが多い17)(III)18)(II)。内分泌療法との併用効果については,無作為割付による治療成績の比較検討はいまだ行われていない。これは密封小線源永久挿入治療単独での最良の適応対象は,もともと内分泌療法の併用効果が少ないと考えられている低リスク症例であることなどによる。このため密封小線源永久挿入治療の場合,内分泌療法は,前立腺体積縮小などによる至適線量配置を得んがために,短期間のネオアジュバント治療として用いられることが多い。
粒子線治療に関しては,本邦で可能な陽子線および重粒子線につき解説した。

 

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