ガイドライン

(旧版)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン

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IV.結果

 
2. 検診方法の証拠

各検診方法別の検査の概要、直接的証拠、間接的証拠、不利益及びその他の要因は以下のとおりである。その他の要因としては、死亡率減少効果を示す研究から示された対象年齢や受診間隔に限定した。各検診方法について引用論文については、添付書類3のエビデンス・テーブルとして、その結果をまとめ、その詳細は各文献の構造化要約に示した。さらに、添付書類3のエビデンス・テーブルの結果に基づき、各検診方法別の証拠のレベルを判定した。証拠のレベルの判定は、AF の各段階の研究数をまとめ(表5)、直接的証拠(AF1)による判定を示し、さらに間接的証拠(AF2〜12)を採用した場合には、その点を加え、最終的な証拠のレベルを決定した。

表5 胃がん検診の証拠レベルと根拠となる研究
検診方法
証拠のレベル
(最終判定)
直接的証拠(AF1) 間接的証拠(AF2〜12)
研究数 判定 研究数
AF2
AF3
AF4
AF7・8
AF10・11・12
その他
総数
有効
有意差あり
その他
対象
検診精度
検診不利益
外科手術
除菌
対象年齢・受診間隔
胃X線検査 2++ 8 7 1(有効・有意差なし) 2++ 24 0 8 9 4 0 3
胃内視鏡検査 2- 1 0 1(研究デザイン難) 2- 4 0 3 2注1 0 0 0
ペプシノゲン法 2- 1 0 1(研究デザイン難) 2- 13 0 7 9注2 0 0 0
ヘリコバクタ-ピロリ抗体 2- 0 0 0 - 6 1 1注3 0 0 4 0
*1) 精度と重複する論文は1文献ある
*2) 精度と重複する論文は3文献ある
*3) ペプシノゲン法とヘリコバクタ-ピロリ抗体の精度に関する論文は1文献重複がある



 

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