ガイドライン

(旧版)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン

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I.はじめに


胃がんのリスク要因

生活習慣にかかわる胃がんのリスク要因としては、高塩食品(塩干魚、漬物などの塩蔵品)の摂取、野菜や果物の摂取不足、喫煙、多量飲酒、焼肉・焼魚の多食などがあげられ3) 4) 5)、近年の胃がんの減少には、冷蔵庫の普及にともなって塩蔵品摂取が減少したことが関与していると考えられる。また、ヘリコバクターピロリ菌の感染が胃がんに強く関連しており6)、最近の研究では、非感染者に比べて感染者の胃がんリスクは約6倍高いと推定されている7)。幼少時の生活環境の改善に伴って、若い世代ほどヘリコバクターピロリ菌の感染率は減少しており、今後も胃がん罹患率は減少することが予想される。

 

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