ガイドライン

(旧版)科学的根拠(Evidence Based Medicine;EBM)に基づいた腰痛診療のガイドラインの策定に関する研究

書誌情報
第2章 腰痛の画像診断


椎間板造影検査
椎間板造影は椎間板変性度、椎間板造影時の疼痛誘発テスト、腰椎椎間板ヘルニアの診断を目的として行われる。 椎間板造影はMRIと比較して椎間板変性度に対する特異度、敏感度ともに有意な差を認めず6)(グレードB)、また、椎間板変性は必ずしも腰痛の原因でないため8)(グレードC)、造影時に腰痛誘発の有無を確認することが椎間板造影の意義である。 しかし、椎間板造影疼痛誘発テストによる疼痛再現性の限界を示唆する報告が増加しており、線維輪障害のある場合や慢性疼痛患者、精神的素因のある患者の場合の判断には注意を要する10,12,18)(グレードB)。

 

書誌情報