炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン2020(改訂第2版)
炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン2020(改訂第2版)
初回投稿日:2021年3月30日
ページ更新日:2022年3月15日
初回投稿日:2021年3月30日
ページ更新日:2022年3月15日
最新版
部位
消化器
トピックス
難治性疾患・希少疾患
監修・著編者
書誌情報
作成委員会
日本消化器病学会炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン作成委員会 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班
発行年月日
2020年11月15日
版
改訂第2版
発行元
発行形式
書籍
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2021年3月4日
本文掲載日
2022年3月15日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「炎症性腸疾患(IBD)」を主題として、日本消化器病学会によって作成されています。2020年11月15日に南江堂から発行されました。Mindsでは、2021年3月4日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
刊行にあたって
統括委員会一覧
ガイドライン作成協力
炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン委員会一覧
炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン作成の手順
本ガイドライン作成方法
本ガイドラインの構成
フローチャート
クエスチョン一覧
略語一覧
第1章 総論
(1) 定義・疫学
BQ1-1 炎症性腸疾患(IBD)とは?
BQ1-2 IBDの疫学は?
BQ1-3 IBDの発症要因・増悪因子は?
(2) 診断
BQ1-4 IBDの診断はどのように進めるか?
BQ1-5 IBDの診断基準は?
BQ1-6 潰瘍性大腸炎(UC)の病態・分類・重症度の評価は?
BQ1-7 クローン病(CD)の病態・分類・重症度の評価は?
BQ1-8 UCの診断および治療における内視鏡の役割は?
BQ1-9 UCの診断に内視鏡以外の非侵襲的な検査はどのように用いるか?
BQ1-10 CDの診断および治療における内視鏡の役割は?
BQ1-11 CDの診断に内視鏡以外の画像検査はどのように用いるか?
(3) 治療
BQ1-12 IBD治療における5-ASA製剤の有用性・使用上の注意点は?
BQ1-13 IBD治療における副腎皮質ステロイドの有用性・使用上の注意点は?
BQ1-14 IBD治療における免疫調節薬の有用性・使用上の注意点は?
BQ1-15 IBD治療におけるカルシニューリン阻害薬の有用性・使用上の注意点は?
BQ1-16 IBD治療における抗TNFα抗体製剤の有用性・使用上の注意点は?
BQ1-17 免疫抑制作用を有する薬剤を使用する際の注意点は?
BQ1-18 IBD治療における栄養療法の有用性と注意点は?
BQ1-19 IBD治療における血球成分除去療法(CAP)の有用性と注意点は?
BQ1-20 IBDの外科的治療の適応と注意点は?
BQ1-21 IBD治療におけるTreat to Targetとは?
(4) 特殊状況
BQ1-22 高齢IBD患者への対応は?
BQ1-23 妊娠・授乳期のIBD患者への対応は?
BQ1-24 IBD患者に認められる腸管外合併症とは?
第2章 診断,その他
BQ2-1 便中カルプロテクチンはIBDの鑑別診断に有用か?
BQ2-2 便中カルプロテクチン・免疫学的便潜血法は寛解期UCの疾患活動性の評価に有用か?
CQ2-1 小腸カプセル内視鏡検査はCDの小腸病変の活動性評価に有用か?
CQ2-2 CDの疾患活動性評価にMRIは有用か?
CQ2-3 IBD入院患者に対する血栓症予防は必要か?
FRQ2-1 大腸カプセル内視鏡はUCの罹患範囲・疾患活動性の評価に有用か?
第3章 治療
(1) 5-ASA製剤
BQ3-1 軽症~中等症の活動期UCの寛解導入に5-ASA製剤の経口投与・局所投与は有用か?
BQ3-2 寛解期UCに対する5-ASA製剤の維持治療は臨床的・内視鏡的寛解の維持に有用か?
BQ3-3 直腸炎型の軽症~中等症の活動期UCの寛解導入に5-ASA坐剤は有用か?
CQ3-1 UCの寛解維持療法において5-ASA製剤の適切な維持量は?
CQ3-2 5-ASA製剤の投与はUC関連大腸癌のリスク軽減に有用か?
FRQ3-1 生物学的製剤や免疫調節薬で寛解維持が得られているCDに5-ASA製剤の併用は有用か?
(2) 血球成分除去療法(CAP)
BQ3-4 活動期UCに対してより早期に寛解率を向上させるために週2回以上の血球成分除去療法(CAP)は有用か?
BQ3-5 CDに対して血球成分除去療法(CAP)は有用か?
(3) ステロイド
BQ3-6 ブデソニド注腸フォームはUCに有用か?
BQ3-7 ステロイド(プレドニゾロン,ブデソニド)はCDの寛解導入に有用か?
(4) チオプリン製剤
CQ3-3 NUDT15遺伝子R139C多型はチオプリン製剤による急性重症の白血球減少の予測に有用か?
CQ3-4 CD術後再発予防としてチオプリン製剤は有用か?
FRQ3-2 IBD患者において,アジア系人種でもチオプリン製剤によってリンパ腫の発生率は上昇するか?
(5) カルシニューリン阻害薬
FRQ3-3 CDにタクロリムス治療は有用か?
(6) ウステキヌマブ
BQ3-8 ウステキヌマブはCD治療に有用か?
FRQ3-4 CDの寛解導入治療にウステキヌマブと免疫調節薬の併用はウステキヌマブ単剤より有用か?
FRQ3-5 CD合併妊産婦にウステキヌマブ投与は安全か?
FRQ3-6 CD術後の再発予防としてウステキヌマブは有用か?
FRQ3-7 CDの肛門病変にウステキヌマブは有用か?
(7) 抗TNFα抗体製剤
BQ3-9 IBD患者に対して,インフリキシマブ(originator)とバイオシミラーの寛解導入効果・維持効果に差はあるか?
CQ3-5 抗TNFα抗体製剤休薬後の再燃に対し,再投与の有効性・安全性は?
CQ3-6 抗TNFα抗体製剤使用時に免疫調節薬の併用は有用か?
CQ3-7 CD術後の再発予防として抗TNFα抗体製剤は有用か?
CQ3-8 抗TNFα抗体製剤と免疫調節薬の長期併用は安全か?
FRQ3-8 抗TNFα抗体製剤の休薬は可能か?
FRQ3-9 CDの内瘻に対して抗TNFα抗体製剤は有用か?
FRQ3-10 消化管出血を伴うCDに対して抗TNFα抗体製剤は有用か?
(8) トファシチニブ
BQ3-10 トファシチニブは中等症~重症難治性UCに有用か?
BQ3-11 UCにトファシチニブを投与する際の安全性について留意すべき点は?
CQ3-9 トファシチニブは抗TNFα抗体製剤の効果不十分UC例にも有用か?
(9) ベドリズマブ
BQ3-12 UCに対してベドリズマブは有用か?
BQ3-13 CDに対してベドリズマブは有用か?
BQ3-14 抗TNFα抗体製剤不応性のIBDに対してベドリズマブは有用か?
BQ3-15 IBDに対するベドリズマブの安全性について留意すべき点は?
FRQ3-11 ベドリズマブ不応のIBD患者に対して抗TNFα抗体製剤は有用か?
FRQ3-12 IBD患者においてベドリズマブと免疫調節薬は併用すべきか?
(10) 内視鏡的治療
CQ3-10 CDの内視鏡的狭窄拡張術は外科手術回避につながるか?
FRQ3-13 IBD関連大腸腫瘍に対して内視鏡的治療は推奨されるか?
(11) 外科的治療
CQ3-11 UC関連大腸癌のサーベイランスの対象は?
CQ3-12 UC関連大腸癌のサーベイランスにおいて,生検をどのように行うか?
FRQ3-14 CD関連小腸・大腸癌のサーベイランスはどのように行うか?
FRQ3-15 回腸嚢炎(pouchitis)に抗TNFα抗体製剤は有用か?
利益相反(COI)に関する開示
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本消化器病学会、南江堂より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。
Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。