高血圧管理・治療ガイドライン2025

高血圧管理・治療ガイドライン2025

初回投稿日:2026年3月30日
ページ更新日:2026年10月13日
初回投稿日:2026年3月30日
ページ更新日:2026年10月13日
最新版
部位
心臓・血管
疾患
生活習慣病
監修・著編者
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2026年3月9日
本文掲載日
2026年10月13日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「高血圧」を主題として、日本高血圧学会によって作成されています。2025年8月29日にライフサイエンス出版から発行されました。2026年3月9日に診療ガイドライン評価委員会にて選定されています。
本ガイドラインの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
高血圧管理・治療ガイドライン2025委員会
序文
刊行に寄せて
略語一覧
Clinical Question(CQ)と推奨文
Question(Q)
序章
1.JSH2025の目的と対象
2.委員会の構成
3.作成方針・手順
4.エビデンスレベルと推奨グレード
5.「脳心血管病」について
6.作成資金
7.COIの管理規定と公開
第1部:国民の血圧管理
第1章 高血圧の疫学
1.各種疾患との関連
1)脳卒中・冠動脈疾患
2)腎臓病
3)心不全・心房細動
4)認知症,総死亡リスクなど
5)メタボリックシンドロームと脳心血管病
2.国民の血圧の現状と推移
3.日本人の高血圧の特徴
1)食塩の過剰摂取
2)肥満の増加
第2章 血圧スクリーニング
1.健診などにおける血圧スクリーニング
2.家庭血圧測定
3.受診勧奨
Q1 健診での血圧スクリーニングにより集団の血圧管理率は改善されるか?
第3章 国民の生活習慣改善
1.健診後の保健指導,特定保健指導
2.生活習慣改善の普及・啓発
CQ1 集団に対する減塩の取組みは,その集団の血圧管理および脳心血管病発症予防に有用か?
第4章 社会全体での対策
1.健康日本21
2.食環境整備
3.身体活動を推進するための環境整備
4.循環器病対策基本法と関連する医療政策
第2部:高血圧患者の管理・治療
第5章 血圧測定と臨床評価
1.血圧測定
1)診察室血圧
2)診察室外血圧
2.高血圧の診断
1)診察室血圧値による分類
2)診察室外血圧値による分類
3)収縮期血圧値・拡張期血圧値による分類
4)血圧測定と診断の手順
3.血圧変動性に基づく分類・診断
1)白衣高血圧
2)仮面高血圧
3)血圧日内変動異常
4)その他の血圧変動性
4.検査
1)病歴
2)診察(身体所見)
3)臨床検査
4)高血圧性臓器障害の評価
5)二次性高血圧の除外のためのスクリーニング
CQ2 成人の本態性高血圧患者において,家庭血圧を指標とした降圧治療は,診察室血圧を指標とした治療と比べ,推奨できるか?
CQ3 カフ式血圧計を用いた家庭での血圧自己測定(家庭血圧測定)による介入は,成人の血圧低下に効果があるか?
第6章 管理および治療の基本
1.目的
2.対象者
3.病態評価とリスク層別化
1)血圧値
2)脳心血管病,臓器障害,危険因子
3)リスク層別化
4.初診時の管理計画
1)血圧値の持続性の確認とそのレベルの評価
2)二次性高血圧の除外
3)予後規定因子の評価
4)生活習慣の評価
5)薬物療法の必要性の評価
5.降圧目標
6.治療の基本
1)生活習慣の改善
2)薬物治療
3)共同意思決定の推進
7.デジタル技術を利用した遠隔医療・保健指導
8.費用対効果
CQ4 成人の高血圧患者において,収縮期血圧130mmHg未満を目標とした降圧治療は脳心血管病発症および死亡を抑制するか?
CQ5 デジタル技術を活用した遠隔医療・保健指導は,成人の血圧に有益な効果をもたらすか?
Q2 拡張期高血圧(収縮期血圧は正常高値以下)に対して積極的な降圧治療が脳心血管イベントおよび死亡を改善するか?
第7章 生活習慣の改善
1.食塩制限
2.Na以外の栄養素と食事パターン
3.適正体重の維持
4.運動
5.節酒
6.禁煙
7.その他の生活習慣
1)寒冷
2)睡眠
3)便秘
4)ストレス
8.デジタル技術の活用
1)スマートフォンアプリ
2)遠隔医療・保健指導
3)尿中Na/K比,食事/尿中Na濃度測定デバイス
4)ウェアラブルデバイス
5)人工知能(AI)
CQ6 レジスタンス運動は,有酸素運動と同等の降圧効果があるか?
CQ7 血圧管理を目的としたスマートフォンアプリによる介入は,一般成人において血圧を低下させるか?
Q3 わが国において高血圧患者における減塩目標を6g/日未満よりさらに引き下げる必要があるか?
Q4 高血圧患者において,スポット尿による食塩摂取量推定に基づく減塩指導は,減塩および血圧コントロールに有効か?
Q5 スポット尿ナトリウム/カリウム比(尿Na/K比)測定は,減塩および血圧コントロールに有効か?その目標値はいくつか?
第8章 薬物治療
1.降圧薬選択の基本
1)主要降圧薬
2)降圧薬治療STEP
3)薬物相互作用
4)減量と中止
2.併用療法
1)メリット
2)組合せ方
3)配合剤
3.各種降圧薬の特徴と主な副作用
1)Ca拮抗薬
2)ARB
3)ACE 阻害薬
4)利尿薬
5)β遮断薬(含α・β遮断薬)
6)MR 拮抗薬
7)ARNI
8)その他
Q6 Ⅲ度高血圧(重症高血圧)または高リスク高血圧において,併用療法から降圧治療を開始してよいか?
Q7 作用時間を考慮した投薬時刻の調整(chronotherapy)により予後は改善されるか?
COLUMN 8-1:STEP 1で積極的適応がない場合のG1降圧薬の選択例
COLUMN 8-2:降圧薬併用療法と配合剤
COLUMN 8-3:避けるべき triple whammy:RA系阻害薬+利尿薬+NSAIDs
第9章 高血圧性臓器障害の診断と高血圧治療
1.脳血管障害
1)急性期
2)慢性期
3)無症候性脳血管障害
2.心疾患
1)心肥大
2)冠動脈疾患
3)心不全
4)心房細動
5)弁膜症
3.腎疾患
1)慢性腎臓病(CKD)と腎実質性高血圧
2)糖尿病関連腎臓病(DKD)
3)慢性維持透析
4.血管疾患
1)大動脈疾患
2)末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)
5.認知機能障害
1)血圧との関連
2)認知症の一次予防
3)認知症合併高血圧の降圧治療
CQ8 脳卒中の既往のある高血圧患者の降圧目標レベルは130/80mmHg未満とするか?
CQ9 HFpEFにおいて収縮期血圧130mmHg未満の血圧管理は,全死因死亡・脳心血管病死亡・脳心血管病発症・心不全入院を抑制するか?
CQ10 CKD合併高血圧患者に対して,130/80mmHg未満を目標とした降圧治療は推奨されるか?
CQ11 蛋白尿のある糖尿病非合併CKDを有する高血圧患者において,降圧療法の第一選択薬はRA系阻害薬(ARB,ACE阻害薬)か?蛋白尿のない糖尿病非合併CKDを有する高血圧患者において,降圧療法の第一選択薬はRA系阻害薬か?
第10章 他疾患やライフステージを考慮した対応
1.糖尿病
2.肥満
3.脂質異常症
4.睡眠時無呼吸症候群
5.高尿酸血症・痛風
6.抗血栓薬服用患者
7.担がん患者
1)がんと高血圧の関係:腫瘍高血圧学(Onco-Hypertension)
2)がん治療関連高血圧
3)がん治療後の血圧管理
8.その他の疾患
1)気管支喘息と閉塞性肺疾患
2)肝疾患
9.女性のライフステージ
1)性差と高血圧
2)プレコンセプションケア
3)閉経後
10.青年期
11.高齢者
1)特徴
2)フレイル,要介護,エンド・オブ・ライフ
3)認知機能障害・認知症
4)ポリファーマシー
CQ12 糖尿病合併高血圧において,130/80mmHg未満を目標とした降圧治療は脳心血管病の発症および死亡の予防に有効か?
CQ13 糖尿病合併高血圧に対するRA系阻害薬の治療はCa拮抗薬,サイアザイド系利尿薬の治療と比較して脳心血管病の発症および死亡を改善するか?
CQ14 75歳以上の高齢者に対する降圧の目標値は,収縮期血圧130mmHg未満が推奨されるか?また,高齢者の精神・身体機能低下の有無により降圧目標値は異なるか?
第11章 コントロール不良の高血圧
1.要因
2.対策
1)正確な血圧測定
2)QOLへの配慮
3)服薬アドヒアランス
4)患者とのコミュニケーション
5)臨床イナーシャ
6)運動療法
7)心理的アプローチ
8)多職種連携
3.一過性の血圧上昇
CQ15 高血圧のチーム医療は高血圧患者の血圧管理を向上させるか?
Q8 高血圧専門医などの資格を有する医師による降圧治療は,それ以外の医師に比較してより高い血圧管理率となるか?
Q9 高血圧治療に関する専門的知識を有する医療スタッフによる指導は,資格を有しない医療スタッフの指導と比較して,より血圧管理を改善するか?
COLUMN 11-1:マインドフルネスと血圧
第3部:特殊な病態および二次性高血圧の管理・治療
第12章 治療抵抗性高血圧
1.定義と有病割合
2.要因と対策
3.治療
1)薬物療法
2)非薬物療法(腎デナベーションなど)
CQ16 治療抵抗性高血圧の治療において,腎デナベーションは推奨されるか?
Q10 治療抵抗性高血圧においてMR拮抗薬の追加投与は血圧コントロールに有用か?
第13章 周産期女性の高血圧
1.妊娠と関連した高血圧の診断
2.降圧目標
3.非薬物療法
4.薬物療法
1)妊娠期
2)授乳期
5.産後(短期・長期)
CQ17 非重症域の妊娠高血圧症候群において薬物治療による到達血圧値130/80mmHg未満は母子合併症を予防するか?
Q11 妊娠高血圧症候群で積極的な減塩は必要か?
第14章 小児領域の高血圧
1.高血圧の有病率
2.血圧測定と基準値
1)測定法
2)基準値
3.病因・病態
1)生活習慣病(肥満)
2)食塩過剰摂取
3)低出生体重
4.治療に関する臨床実装
1)介入の根拠
2)治療・管理手順
3)非薬物療法
4)薬物療法
第15章 二次性高血圧
1.原発性アルドステロン症(PA)
1)診断
2)治療
2.その他の主な内分泌性高血圧
1)クッシング症候群
2)褐色細胞腫,パラガングリオーマ
3)その他
3.腎血管性高血圧
1)診断
2)治療
4.薬剤誘発性高血圧
1)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
2)カンゾウ(甘草),グリチルリチン
3)グルココルチコイド
4)シクロスポリン,タクロリムス
5)赤血球造血刺激因子製剤(ESA)
6)エストロゲン
7)分子標的薬
8)その他
5.遺伝性高血圧
6.その他の主な二次性高血圧
1)血管性高血圧
2)脳・中枢神経性高血圧
CQ18 原発性アルドステロン症の治療として,副腎摘出術を施行した場合と,MR拮抗薬を用いた治療を行った場合で,同等の予後効果が得られるか?
CQ19 高血圧を伴う動脈硬化性腎動脈狭窄症に対して,薬物治療単独と比較した経皮的腎動脈形成術併用療法は,脳心血管病の死亡率や発症率の低下,また降圧効果や腎保護効果を目的とした治療法として推奨されるか?
第16章 特殊な病態の高血圧
1.高血圧緊急症および切迫症
1)定義と分類
2)治療の原則
3)高血圧性脳症
4)急性期脳血管障害
5)血圧上昇を伴う急性心不全
6)急性冠症候群(急性心筋梗塞,不安定狭心症)に重症高血圧が合併する場合
7)大動脈解離(急性期)
8)褐色細胞腫,パラガングリオーマ
9)加速型一悪性高血圧
2.外科手術前後の血圧管理
1)術前評価
2)周術期の降圧薬
3)歯科手術
専門医への紹介・相談
文献
降圧薬一覧
索引
「高血圧」の10のファクト-国民の皆様へ-
このような場合は,専門医へご紹介を
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは、日本高血圧学会、ライフサイエンス出版より許可を得て掲載しています。
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