がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編

がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編

初回投稿日:2025年3月18日

ページ更新日:2025年12月9日

初回投稿日:2025年3月18日

ページ更新日:2025年12月9日

書誌情報

作成委員会

日本栄養治療学会 ガイドライン委員会

発行年月日

2024年9月30日

第1版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2025年2月21日

本文掲載日

2025年12月9日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「がん患者診療のための栄養治療」を主題として、日本栄養治療学会によって作成されています。2024年9月30日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2025年2月21日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

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がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編 作成ワーキンググループ

未来への第一歩となるJSPENガイドラインの発刊に寄せて

挨拶

ガイドラインサマリー

栄養治療アルゴリズム

第1章 本ガイドラインの基本理念・概要

1.作成組織・作成方針

1 作成組織

2 作成経過

2.スコープ

1 がん患者の栄養治療の基本的特徴

2 本ガイドラインが取り扱う内容に関する事項

3 システマティックレビューに関する事項

4 推奨作成から最終化,公開までに関する事項

5 背景知識とコラム

6 公開

7 公開後の取り組み

第2章 背景知識

1.がん診療における代謝・栄養学

1 がん患者と栄養治療

2 がん患者における代謝・栄養状態の変化

1 がん患者の栄養・代謝障害の疫学

2 がん患者における食事摂取量と体重の変化

3 がん悪液質

3 栄養代謝変化と臨床転帰

1 がん患者における代謝・栄養障害の関連症状

2 代謝・栄養障害による抗がん治療への影響

3 代謝・栄養障害と生命予後

4 がん診療における栄養治療

1 がん診療における栄養治療の目的

2 栄養治療で期待される効果

3 栄養治療の早期開始の意義

4 栄養治療における多職種連携の意義

2.栄養評価と治療の実際

1 栄養評価

1 栄養スクリーニング

2 栄養アセスメント

3 栄養士が行う栄養評価

2 エネルギーおよび栄養基質

1 エネルギー必要量

2 必要たんぱく量

3 エネルギー基質の選択

4 ビタミンと微量元素

3 栄養治療

1 栄養指導(栄養カウンセリング)の効果

2 栄養投与経路の選択

3 栄養治療の有害事象

4 在宅栄養治療

4 運動療法(またはリハビリテーション)

1 がん患者における複合的介入

2 運動療法の種類

5 栄養治療における薬物療法

1 副腎皮質ホルモン剤

2 n3系脂肪酸

3 消化管運動促進薬

4 アナモレリン塩酸塩

5 その他のわが国でがん患者に用いる栄養剤

3.特定の患者カテゴリーへの介入

1 手術療法を受ける患者(手術患者)

1 周術期の栄養治療について

2 術後早期回復プログラム(ERAS®)について

3 栄養障害のある手術患者の栄養治療

4 周術期の免疫栄養(immunonutrition)

2 放射線療法を受ける患者

1 放射線療法における栄養障害

2 管理栄養士による栄養カウンセリングと経口栄養補助

3 嚥下障害への予防的対応

4 経鼻胃管もしくは内視鏡的胃瘻造設術による予防的経腸栄養投与経路の確保と早期の経腸栄養による栄養治療の実施

5 経口摂取,経腸栄養不耐性の場合の静脈栄養治療の実施

6 グルタミンが放射線性粘膜炎を予防する効果

7 プロバイオティクスの放射線誘発性の下痢への効果

8 粘膜障害への成分栄養の効果

3 がん薬物療法を受ける患者

1 がん薬物療法における栄養治療について

2 がん薬物療法患者における栄養評価

3 がん薬物療法における栄養治療

4 わが国で可能な栄養治療

4 高用量がん薬物療法や幹細胞移植における栄養治療について

1 適切な栄養治療と身体活動の確保

2 低細菌食

3 グルタミン

5 がんサバイバー

1 がんサバイバーの定義

2 がんサバイバーの身体活動と栄養治療

6 抗がん薬を投与していない進行がん・終末期がん患者への栄養治療

1 進行がん・終末期がん患者における栄養スクリーニングとアセスメント

2 進行がん・終末期がん患者への栄養治療

3 進行がん・終末期がん患者と家族の食に関する苦悩と輸液への思い

第3章 臨床疑問

CQ1-1 頭頸部・消化管がんで予定手術を受ける成人患者に対して,術前の一般的な栄養治療(経口・経腸栄養,静脈栄養)を行うことは推奨されるか?

CQ1-2 頭頸部・消化管がんで予定手術を受ける成人患者に対して,周術期に免疫栄養療法を行うことは推奨されるか?

CQ2 成人の根治目的のがん治療を終了したがん罹患経験者(再発を経験した者を除く)に対して,栄養治療を行うことは推奨されるか?

CQ3 根治不能な進行性・再発性がんに罹患し,抗がん薬治療に不応・不耐となった成人患者に対して,管理栄養士などによる栄養カウンセリングを行うことは推奨されるか?

第4章 コラム

Q1 食事の量・体重が減っているなかでビタミンやミネラルなど必要な栄養素を効率的に摂取する方法にはどのようなものがありますか?

Q2 栄養補助食品間で栄養の隔たりは出ないのですか?

Q3 筋肉(筋肉量)を落とさない食事療法はどのようなものがありますか?

Q4 抗がん薬による副作用への食事の工夫にはどのようなものがありますか?

Q5 がん治療による女性ホルモン抑制などの後遺症への対応にはどのようなものがありますか?(体重増加やコレステロール値上昇,骨粗しょう症発症などに関する食事制限への対応策など)

あとがき

索引

このガイドラインは日本栄養治療学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。

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