エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023
エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023
初回投稿日:2023年10月10日
ページ更新日:2024年7月23日
初回投稿日:2023年10月10日
ページ更新日:2024年7月23日
最新版
部位
腎臓・泌尿器
疾患
生活習慣病
監修・著編者
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2023年10月13日
本文掲載日
2024年7月23日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「CKD(慢性腎臓病)」を主題として、日本腎臓学会によって作成されています。2023年6月20日に東京医学社から発行されました。Mindsでは、2023年10月13日に選定部会にて選定されています。
目次
CKD診療ガイドライン改訂委員会
巻頭言
序文
主要略語一覧表
CQとステートメントのまとめ
第1章 CKD診断とその臨床的意義
前文
1-1 CKDの診断
1-2-1 CKDの重症度の評価法:腎機能の評価
1-2-2 CKDの重症度の評価法:蛋白尿・アルブミン尿の評価
1-2-3 CKDの重症度の評価法:原因の評価
1-3 CKDの進行の評価
1-4-1 CKD患者の紹介基準:健診受診者に医療機関への受診勧奨を行う基準
1-4-2 CKD患者の紹介基準:かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準
第2章 高血圧・CVD(心不全)
前文
2-1 高血圧患者においてCKDの発症を抑制する血圧管理
2-2 CQ 高血圧を伴うCKD患者に診察室血圧130/80mmHg未満への降圧療法は推奨されるか?
2-3 CQ 高血圧を伴う蛋白尿のないCKD患者にACE阻害薬/ARBは推奨されるか?
2-4 CQ 心不全を合併するCKD患者に推奨される治療薬剤は何か?
第3章 高血圧性腎硬化症・腎動脈狭窄症
前文
3-1 CQ 腎動脈狭窄を伴うCKDに対する降圧薬として,RA系阻害薬はほかの降圧薬と比べて推奨されるか?
3-2 高血圧性腎硬化症の診断と治療
3-3 CQ 動脈硬化性腎動脈狭窄症を伴うCKDに血行再建術は推奨されるか?
3-4 腎動脈狭窄症に対する画像検査
第4章 糖尿病性腎臓病
前文
4-1 CQ DKD患者の尿アルブミン測定は推奨されるか?
4-2 CQ DKD患者に利尿薬(ループ利尿薬,サイアザイド系利尿薬,ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬など)の使用は推奨されるか?
4-3 CQ 顕性アルブミン尿を呈するDKD患者にHbA1c 7.0%未満の血糖管理は推奨されるか?
4-4 CQ 糖尿病患者においてDKD発症・進行抑制のために集約的治療は推奨されるか?
4-5 CQ DKD患者に対するSGLT2阻害薬の投与は推奨されるか?
第5章 脂質異常症・高尿酸血症
前文
5-1 CQ 保存期CKD患者に尿酸低下療法は推奨されるか?
5-2 CQ 保存期CKD患者に脂質低下療法は推奨されるか?
第6章 生活習慣
前文
6-1 CKD患者における禁煙
6-2 CKD患者における飲酒
6-3 コーヒー摂取によるCKDの進展抑制の効果
6-4 CKD患者における口腔ケア
6-5 CKDにおける便秘
6-6 CKDにおける新型コロナウイルス感染症予防対策
6-7 CQ 保存期CKD患者において,通常よりも意図的に飲水量を増やすことは推奨されるか?
6-8 CQ CKD患者において適度な睡眠時間を確保することが推奨されるか?
6-9 CQ 肥満を伴わない保存期CKD患者において運動は推奨されるか?
6-10 CQ 保存期CKD患者にワクチン接種は推奨されるか?
Column 保存期CKD患者における新型コロナワクチン
6-11 CQ 成人の保存期CKD患者に対して,多職種による生活習慣に関する教育的介入は推奨されるか?
第7章 CKDの進展と肥満・メタボリックシンドローム
前文
7-1 CQ 肥満あるいはメタボリックシンドローム(MetS)を伴うCKD患者における生活習慣に対する介入(食事療法・運動療法)は推奨されるか?
7-2 CKD患者における肥満・メタボリックシンドローム(MetS)が生命予後,心血管予後,腎予後に及ぼす影響
7-3 肥満を伴うCKD患者に対する減量・代謝改善手術の生命予後,心血管予後,腎予後改善に対する有用性
第8章 栄養
前文
8-1 CQ CKD患者診療に管理栄養士の介入は推奨されるか?
8-2 CQ CKD患者にたんぱく質摂取量を制限することは推奨されるか?
8-3 CQ CKD患者の血清K値を管理することは推奨されるか?
8-4 CQ CKD患者への食塩制限は推奨されるか?
8-5 CQ CKD患者の代謝性アシドーシスに対する食事療法による介入は,推奨されるか?
第9章 腎性貧血
前文
9-1 CQ 腎性貧血を伴うCKD患者での赤血球造血刺激因子製剤(ESA)治療における適切なHb目標値はどれくらいか?
9-2 CQ 貧血を有するCKD患者に,鉄剤投与は推奨されるか?
9-3 「HIF-PH阻害薬適正使用に関するrecommendation(2020年9月29日版)」に対する追記
第10章 CKD-MBD
前文
10-1 CQ 保存期CKD患者において,リン降下療法は推奨されるか?
10-2 CQ 保存期CKD患者にリン吸着薬を処方する際,カルシウム非含有リン吸着薬は推奨されるか?
10-3 CQ 保存期CKD患者において,活性型ビタミンD製剤の投与は推奨されるか?
10-4 CQ 骨粗鬆症を伴う保存期CKD患者において,骨粗鬆症に対する薬物治療は推奨されるか?
第11章 薬物治療
前文
11-1 CQ CKD患者に球形吸着炭の使用は推奨されるか?
11-2 CQ 代謝性アシドーシスを伴うCKD患者への炭酸水素ナトリウム投与は推奨されるか?
11-3 CQ 糖尿病非合併のCKD患者に対するSGLT2阻害薬の投与は推奨されるか?
11-4 CQ CKDステージG4,G5の患者にRA系阻害薬の中止は推奨されるか?
11-5 CQ 消化管潰瘍,逆流性食道炎の治療や低用量アスピリン投与時における,その再発抑制を目的とした長期的なプロトンポンプ阻害薬併用はCKD発症・進展のリスクとなるか?
11-6 腎機能別薬剤投与量設定に用いる腎機能推算式
11-7 ヘルペスウイルス感染症に罹患したCKD患者への抗ウイルス薬選択
11-8 疼痛のあるCKD患者への鎮痛薬選択
11-9 CKD患者のシックデイにおける薬物の中止
第12章 妊娠
前文
12-1 CKDは妊娠の転帰に影響する
12-2 CKD合併妊娠は母体腎機能の予後に影響する
12-3 妊娠中または挙児希望のCKD患者において推奨される降圧薬
12-4 CKD患者の妊娠中および授乳期において使用可能な免疫抑制薬
第13章 高齢者CKD
前文
13-1 高齢者CKDの見方
13-2 高齢者CKDの管理
13-3 高齢者CKDの治療
13-4 CQ 75歳以上の高血圧を伴うCKD患者に診察室血圧150/90mmHg未満への降圧療法は推奨されるか?
第14章 透析導入
前文
14-1 腎代替療法の適切な導入のための腎臓専門医への紹介時期
14-2 多職種による腎代替療法の説明・教育の意義
14-3 透析導入,腎移植時のCVDスクリーニング
第15章 腎移植
前文
15-1 生体腎ドナーの腎提供後の管理
15-2 CQ 腎移植を希望する患者に先行的腎移植(PEKT)は推奨されるか?
15-3 CQ 高齢CKD患者の腎代替療法として腎移植は推奨されるか?
15-4 CQ 糖尿病性腎臓病(DKD)患者の腎代替療法として腎移植は推奨されるか?
第16章-1 難治性疾患 IgA腎症
前文
16-1-1 IgA腎症の自然経過と予後
16-1-2 IgA腎症の予後に関連する判定指標
16-1-3 IgA腎症の治療
第16章-2 難治性疾患 ネフローゼ症候群
前文
16-2-1 成人ネフローゼ症候群における一次性膜性腎症(MN)の診断のための血清抗PLA2R抗体の測定
16-2-2 成人の微小変化型ネフローゼ症候群(MCNS)に対する治療
16-2-3 成人の一次性巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)に対する治療
16-2-4 一次性膜性腎症(MN)に対する治療
第16章-3 難治性疾患 多発性囊胞腎(PKD)
前文
16-3-1 ADPKD患者における腎臓専門医・専門医療機関の受診
16-3-2 ADPKD患者におけるトルバプタン治療
16-3-3 ADPKD患者における降圧療法
第16章-4 難治性疾患 急速進行性腎炎症候群(RPGN)
前文
16-4-1 RPGNにおけるANCA測定
16-4-2 RPGNにおける抗GBM抗体測定
16-4-3 RPGNにおける腎生検
第17章 小児CKD
前文
17-1 小児CKDの診断
17-2 小児CKDの疫学
17-3 小児腎臓病検診
17-4 CQ 小児CKDにおいて,RA系阻害薬の使用は推奨されるか?
17-5 小児CKDと高血圧・CVD
17-6 小児CKDに対する予防接種
17-7 小児CKDにおける生活習慣(肥満,運動)
17-8 CQ 小児CKDにたんぱく質摂取制限は推奨されるか?
17-9 小児CKDにおける食事療法(エネルギー・食塩)
17-10 CQ 成長障害のある小児CKDにヒト成長ホルモン投与は推奨されるか?
17-11 小児CKDにおける腎性貧血
17-12 小児CKDにおけるCKD-MBDの管理
17-13 小児CKDの移行期医療
17-14 腎代替療法導入
17-15 CQ 小児CKDに先行的腎移植(PEKT)は推奨されるか?
索引
利益相反(COI)開示(2020~2022年)
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本腎臓学会、東京医学社より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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