肺静脈閉塞症(PVOD)肺毛細血管腫症(PCH)診療ガイドライン 2022
肺静脈閉塞症(PVOD)肺毛細血管腫症(PCH)診療ガイドライン 2022
初回投稿日:2022年12月20日
ページ更新日:2023年1月24日
初回投稿日:2022年12月20日
ページ更新日:2023年1月24日
最新版
部位
呼吸器
トピックス
難治性疾患・希少疾患
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2022年12月20日
本文掲載日
2023年1月24日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「肺静脈閉塞症/肺毛細血管腫症(PVOD/PCH)」を主題として、日本肺高血圧・肺循環学会、厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班によって作成されています。2022年9月30日に発行されました。Mindsでは、2022年12月20日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
第1章
1. 診療ガイドラインの基本理念・概要
1. 診療ガイドライン作成の目的
2. 想定される利用者および利用施設
3. 診療ガイドラインを利用する際の留意点
4. 診療ガイドライン作成の経緯
5. PVOD/PCHに対する基本的な情報提供のための文献検索
6. 資金
7. 利益相反
2. PVOD/PCHとPAHの関連性
1. PVOD/PCH診断(認定)基準
2. 静脈/毛細血管病変の明らかな特徴を示すPAH
3. PVOD/PCH診療ガイドライン第二版における変更点
第2章
GRADE systemを用いたエビデンスのシステマティックレビュー(Systematic review: SR)およびその推奨
【1】 本診療ガイドラインの基本理念・概要
1. 診療ガイドライン作成の目的
2. 診療ガイドラインが取り扱う健康上の課題
3. 診療ガイドラインの適用が想定される対象集団
4. 診療ガイドライン作成グループ
5. 患者の価値観や希望
6. ガイドラインの利用者
7. エビデンス検索のための系統的な方法
8. エビデンスの選択基準
9. エビデンス総体の強固さと限界
10. 推奨を作成する方法
11. 推奨作成に関連する価値観と希望
12. 推奨とそれを支持するエビデンスとの対応関係
13. 専門家による外部評価
14. 診療ガイドラインの改定手続き
15. 具体的な推奨の提示
16. 患者の状態や健康上の問題に応じた意思決定
17. 容易に理解可能な推奨
18. 診療ガイドラインの適用にあたっての促進要因と阻害要因
19. 診療ガイドラインの普及および利用促進の工夫
20. 診療ガイドラインの適用にあたっての潜在的な医療資源
21. 推奨の適用にあたってのモニタリング・監査のための基準
22. 診療ガイドライン編集の独立性
23. 利益相反とその対応
24. 文献
【2】 ガイドライン作成方法の概略
1. 臨床疑問(Clinical question: CQ)の設定
2. 文献検索
3. エビデンスデータの統合
4. エビデンスの質の評価
5. アウトカム全般に関するエビデンスの質の決定
6. エビデンスから推奨の作成
7. パネル会議
8. 診療ガイドラインの執筆
9. 文献
CQ1
PVOD/PCH患者に対して「静脈/毛細血管病変の明らかな特徴を示すPAHサブグループ」という位置づけが提案されている2022年の時点において,単剤での選択的肺血管拡張薬を試みることが推奨されますか?
推奨
付帯事項-1 単剤での肺血管拡張薬使用による肺水腫所見発現の有無を確認
付帯事項-2 PVOD/PCHは単剤療法を考慮すべき
付帯事項-3 肺動脈性肺高血圧症でも単剤治療を選択しうる場合がある
付帯事項-4 PVOD/PCHに対するイマチニブ投与の有効性と安全性
1. CQ1の背景,この問題の優先度
2. 解説
3. 推奨作成のためのパネル会議
4. 関連する他の診療ガイドラインの記載
5. 治療のモニタリングと評価
6. 今後の研究の可能性
7. 文献検索式と文献選択
8. 本CQで対象にしたRCT論文
9. エビデンスプロファイル
10. 推奨のための決断テーブル(Evidence-to-Decision)
このガイドラインは日本肺高血圧・肺循環学会、厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班より許可を得て掲載しています。
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