小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年版

小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年版

初回投稿日:2022年12月20日

ページ更新日:2023年8月22日

初回投稿日:2022年12月20日

ページ更新日:2023年8月22日

書誌情報

作成委員会

小児滲出性中耳炎診療ガイドライン作成委員会

発行年月日

2022年09月30日

第2版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2022年12月20日

本文掲載日

2023年8月22日

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この診療ガイドラインは、「小児滲出性中耳炎」を主題として、日本耳科学会、日本小児耳鼻咽喉科学会によって作成されています。2022年9月30日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2022年12月20日に選定部会にて選定されています。

目次

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巻頭資料・カラー付図

Ⅰ 滲出性中耳炎の概要

1. 病態

2. 鼓膜所見

3. 検査所見

4. 治療

Ⅱ 小児滲出性中耳炎の鼓膜所見(カラー付図)

Ⅲ 小児滲出性中耳炎診療時の問診の目的,ならびに問診項目

Ⅳ 初版(2015年版)からの改訂点

小児滲出性中耳炎の診療アルゴリズム

CQ・推奨一覧

第1章 作成の経緯と概要

1. 要約

2. 作成者

3. 資金提供者・スポンサー・利益相反

4. 作成の背景および沿革

5. 作成目的ならびに目標

6. 公開・利用法

7. 対象

8. エビデンスの収集

9. エビデンスの評価

10. 推奨および推奨度の決定基準

11. リリース前のレビュー

12. 更新の計画

13. モニタリング・監査

14. 推奨および理由説明

15. 患者の希望

16. 診療アルゴリズム

17. 実施における検討事項

18. 小児滲出性中耳炎の定義

19. 小児滲出性中耳炎の病因・病態

20. 小児滲出性中耳炎の合併症と後遺症

第2章 診断・検査法

1. 滲出性中耳炎の病態把握に,問診は有用か

2. 滲出性中耳炎は,どのような鼓膜所見のときに診断されるか

3. 滲出性中耳炎の病態観察に,気密耳鏡(ニューマチック・オトスコープ)は有用か

4. 滲出性中耳炎の診断に,聴力検査は有用か

5. 滲出性中耳炎の診断に,ティンパノメトリーは有用か

6. 滲出性中耳炎の難聴の診断に,耳音響放射は有用か

7. 滲出性中耳炎の病態把握に,周辺器官(鼻副鼻腔,上咽頭)の所見は有用か

8. 滲出性中耳炎の病態把握に,言語・発達検査(構音検査,発達検査)は有用か

9. 滲出性中耳炎の診断に,画像検査は有用か

第3章 診療アルゴリズムと治療(Clinical Question)

小児滲出性中耳炎の診療アルゴリズム

CQ1 滲出性中耳炎の経過観察期間はどのくらいが適切か

CQ2 滲出性中耳炎に抗菌薬投与は有効か

CQ3 滲出性中耳炎に抗菌薬以外の薬物治療は有効か

CQ4 滲出性中耳炎に,薬物以外の保存的治療(局所処置や自己通気)は有効か

CQ5 滲出性中耳炎に,鼓膜切開術は有効か

CQ6 鼓膜換気チューブ留置術はどのような症例に適応となるか

CQ7 鼓膜換気チューブの術後管理はどのように行うか

CQ8 鼓膜換気チューブはいつまで留置すべきか

CQ9 滲出性中耳炎にアデノイド切除術,口蓋扁桃摘出術は有効か

CQ10 一側性の滲出性中耳炎に対して鼓膜換気チューブ留置術は有効か

追補CQ 癒着性中耳炎に進展した場合,どのように対処するか

第4章 ダウン症,口蓋裂に対する取り扱い

Ⅰ ダウン症に対する取り扱い

1. 難聴の頻度

2. 滲出性中耳炎の罹患頻度とその経過

3. 鼓膜換気チューブ留置術の有効性

4. 補聴器装用について

5. ダウン症における滲出性中耳炎の診療指針

Ⅱ 口蓋裂に対する取り扱い

1. 病態

2. 罹患率

3. 診断

4. 治療

5. 口蓋裂における滲出性中耳炎の診療指針

第5章 付記〜診断技術向上にむけた将来展望

小児滲出性中耳炎の新しい検査法

1. multi-frequency tympanometry(MFT)

2. 耳科用光コヒーレンストモグラフィー
(光干渉断層撮影:optical coherence tomography:OCT)

索引

このガイドラインは日本耳科学会、日本小児耳鼻咽喉科学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

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