抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022
抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022
初回投稿日:2022年9月13日
ページ更新日:2023年12月19日
初回投稿日:2022年9月13日
ページ更新日:2023年12月19日
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診療ガイドライン
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最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2022年12月20日
本文掲載日
2023年12月19日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「抗菌薬TDM」を主題として、日本化学療法学会、日本TDM学会によって作成されています。2022年4月1日に日本化学療法学会から発行されています。Mindsでは、2022年12月20日に選定部会にて選定されています。
また、この診療ガイドラインの更新版が、2022年12月15日に発行されました。Mindsでは、2023年8月14日に選定部会にて選定されています。
Mindsガイドラインライブラリでは、『抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022』および更新版のいずれもサマリーのみを公開しています。
ボリコナゾールに関する記載が修正されておりますので、下記の更新版(サマリー)をご参照ください。
総論ならびに各抗菌薬における推奨のLiterature reviewは冊子版(書籍)(A4判)に掲載されています。
「抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022」の正誤表については以下のリンク先をご参照ください。
『正誤表』(外部リンク)
(2022年8月9日、2022年12月13日 掲載)
ボリコナゾールに関する記載が修正された更新版(サマリー)については以下のリンク先をご参照ください。
『抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022 ボリコナゾール(VRCZ)executive summary 更新版』(外部リンク)
(2022年12月15日発行)
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
Ⅰ. 緒言
Ⅱ. ガイドラインの作成方法
Ⅲ. 各抗菌薬における推奨(システマティック・レビュー&メタ解析,臨床研究)
[基本項目:1.TDMの適応,2.薬物動態/薬力学(PK/PD)パラメータ,3.初回TDMの時期,4.TDM目標濃度,5.投与設計,6.小児や特殊病態でのTDM・投与設計,7.薬物間相互作用,8.血中濃度測定法]
1. バンコマイシン
CQ1. バンコマイシン(VCM)使用症例においてTDMの適応は?
CQ2. TDMにおいて測定が推奨されるパラメータは何か?
CQ3. 推奨される初回TDMの時期は?
CQ4. TDMの際に推奨される目標濃度は?
CQ5. VCM治療で持続投与は有用か?
CQ6. VCM治療で負荷投与は必要か?
CQ7. 適切な初期投与設計は?
CQ8. TDMに基づいた投与設計の調節は?
2. テイコプラニン
CQ1. テイコプラニン(TEIC)使用症例においてTDMの適応は?
CQ2. TDMにおいて測定が推奨されるパラメータは何か?
CQ3. 推奨される初回TDMの時期は?
CQ4. 非複雑性のMRSA感染症において推奨される目標トラフ値は?
CQ5. 骨髄炎,感染性心内膜炎などの複雑性感染症において推奨される目標トラフ値は?
CQ6. 目標トラフ値を達成するために推奨される投与設計は?
CQ7. 腎機能低下患者における目標TDMを達成するための投与設計は?
CQ8. 小児における,TDMのタイミング,目標トラフ値,投与設計は?
CQ9. 低アルブミン血症患者におけるTDMの評価は?
CQ10. 持続的血液濾過透析(CHDF)でのTDMのタイミング,目標トラフ値,投与設計は?
3. アミノグリコシド系薬
アミカシン,ゲンタマイシン/トブラマイシン,アルベカシン
CQ1. アミノグリコシド系薬使用症例でのTDMの適応は?
CQ2. TDMにおいて測定が推奨されるパラメータは何か?
CQ3. 推奨される初回TDMの時期は?
CQ4. 推奨されるTDMの目標濃度は?
CQ5. 推奨される初期投与設計は?
CQ6. 感染性心内膜炎や低用量使用(相乗効果を期待してβ-ラクタム系薬と併用,尿路感染)において推奨される目標血中濃度と投与設計は?
CQ7. 小児において推奨される目標血中濃度と投与設計は?
CQ8. 肥満,るいそう(低体重)における投与設計は?
CQ9. 妊婦における投与設計は?
CQ10. 腎障害患者における投与設計は?
CQ11. 間歇的血液透析(HD)でのTDMのタイミング,目標値,投与設計は?
CQ12. 持続的血液濾過透析(CHDF)でのTDMのタイミング,目標トラフ値,投与設計は?
4. ボリコナゾール
CQ1. ボリコナゾール(VRCZ)使用症例においてTDMの適応は?
CQ2. TDMにおいて測定が推奨されるパラメータは何か?
CQ3. 推奨されるTDMの時期は?
CQ4. 成人で推奨されるTDMの目標値は?
CQ5. 成人で推奨される投与設計は?
CQ6. VRCZ治療患者に対するTDMを用いたantifungal stewardshipは有用か?
CQ7. 小児におけるTDMのタイミング,目標濃度,投与設計は?
CQ8. 特殊病態(腎機能低下時,肝機能低下時,妊産婦・授乳婦)におけるVRCZの適切な使用量とTDMは?
CQ9. VRCZにおける薬物間相互作用は?
CQ10. VRCZにおける血中濃度測定法は?
※以下の総論ならびに各抗菌薬における推奨のLiterature reviewは冊子版(書籍)(A4判)に掲載されています。
Ⅳ. 総論
1. 薬物動態
(1) 薬物動態基本概論
(2) 母集団薬物動態(population pharmacokinetics)パラメータとベイズ推定
(3) 重篤(critically ill)患者における薬物動態
(4) 臨床成績と相関する薬物動態/薬力学(PK/PD)パラメータ
2. TDMの適応と投与設計の基本的な考え方
(1) TDMの適応
(2) 投与設計
3. 高齢者,小児
(1) 高齢者
(2) 小児(新生児を含む)
4. 特殊病態
(1) 基本的な考え方
(2) 腎機能の評価
(3) 肝機能の評価
(4) 間歇的血液透析,持続的血液濾過透析,持続携行式腹膜透析
(5) 肥満,るいそう
(6) 熱傷
(7) 妊産婦
5. 薬物間相互作用
(1) 薬力学的変化(有害事象増強)
(2) 薬物動態学的変化
6. 血中濃度測定
(1) 血中濃度測定法
(2) 血中濃度測定法の精度管理
(3) 血中濃度への影響要因
7. 今後TDMの適応に関する検討が必要な抗菌薬
(1) リネゾリド
(2) テジゾリド
(3) ダプトマイシン
8. TDMにおけるソフトウェアの活用
(1) 血中濃度解析ソフトウェアの使用方法
(2) バンコマイシンにおけるAUC評価に関するTDMソフトウェア
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本化学療法学会、日本TDM学会より許可を得て掲載しています。
作成団体との取り決めにより、診療ガイドライン全文を要約したサマリーを公開しております。
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