がん患者におけるせん妄ガイドライン 2022年版
がん患者におけるせん妄ガイドライン 2022年版
初回投稿日:2022年8月30日
ページ更新日:2024年1月23日
初回投稿日:2022年8月30日
ページ更新日:2024年1月23日
最新版
部位
脳・神経
疾患
がん
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2022年10月7日
本文掲載日
2024年1月23日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「がん患者におけるせん妄」を主題として、日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会によって作成されています。2022年6月10日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2022年10月7日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
Ⅰ章 はじめに
1 ガイドライン作成の経緯と目的
1. ガイドライン作成の経緯
2. ガイドラインの目的
2 ガイドラインの使用上の注意
1. 使用上の注意
2. 構成とインストラクション
3 エビデンスの確実性(質・強さ)と推奨の強さ
1. エビデンスの確実性(質・強さ)
2. 推奨の強さ
3. 推奨の強さとエビデンスの確実性(強さ)の臨床的意味
Ⅱ章 総論
1 がん医療におけるせん妄
1. せん妄とは何か
2. がん患者におけるせん妄の頻度
3. せん妄によるさまざまな影響
4. がん患者におけるせん妄の特徴
2 せん妄の評価と診断・分類
1. せん妄の診断基準
2. せん妄の分類
3. 鑑別診断
4. せん妄の原因
5. せん妄の評価方法
6. がん終末期せん妄の評価
3 せん妄の病態生理
1. はじめに
2. 神経伝達物質の変化
3. アセチルコリン
4. ドパミン
5. グルタミン酸
6. ノルアドレナリン
7. γ-アミノ酪酸(gamma-aminobutyric acid:GABA)
8. セロトニン
9. メラトニン
10. 神経炎症
11. グルココルチコイド
4 せん妄の治療・ケア
1. 薬物療法
2. 非薬物療法
5 終末期せん妄の治療とケアのゴール
1. 終末期せん妄とは
2. 終末期せん妄の苦痛や治療・ケアの望ましい評価とは
6 病院の組織としてせん妄にどのように取り組むか
1. せん妄に対する,組織的な対応の必要性について
2. 施設を挙げての取り組みの一例:DELTAプログラムの開発
Ⅲ章 臨床疑問
臨床疑問(背景疑問)1 がん患者に対して,せん妄の発症予防を目的として推奨される非薬物療法にはどのようなものがあるか?
臨床疑問2 がん患者に対して,せん妄の発症予防を目的に抗精神病薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問(背景疑問)3 がん患者のせん妄には,どのような評価方法があるか?
臨床疑問(背景疑問)4 がん患者のせん妄には,どのような原因(身体的要因・薬剤要因)があるか?
臨床疑問5 せん妄を有するがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,抗精神病薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問6 せん妄を有するがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,トラゾドンを単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問7 せん妄を有するがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,ヒドロキシジンを単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問8 せん妄を有するがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,ベンゾジアゼピン系薬を単独で投与することは推奨されるか?
臨床疑問9 せん妄を有するオピオイド投与中のがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,オピオイドスイッチングを行うことは推奨されるか?
臨床疑問(背景疑問)10 せん妄を有するがん患者に対して,せん妄の症状軽減を目的として,推奨される非薬物療法にはどのようなものがあるか?
臨床疑問(背景疑問)11 がん患者の終末期のせん妄に対して,せん妄の症状軽減を目的として,推奨されるアプローチにはどのようなものがあるか?
臨床疑問(背景疑問)12 せん妄を有するがん患者に対して,家族が望むケアにはどのようなものがあるか?
Ⅳ章 臨床の手引き
せん妄薬物療法の手引き
1. せん妄治療における薬物療法の位置付け
2. 本手引きについて
3. がん患者におけるせん妄の薬物療法についての基本的な考え方
4. せん妄で用いる各薬物の選択理由と特徴(長所・短所)についての基本的な考え方
Ⅴ章 資料
1 ガイドライン作成過程
1. 概要
2. 臨床疑問の設定
3. システマティックレビュー
4. 妥当性の検証
5. 日本サイコオンコロジー学会,日本がんサポーティブケア学会の承認
2 文献検索式
3 今後の検討課題
1. 今回のガイドラインでは,対応しなかったこと
2. 臨床疑問として,今後の検討が必要なこと
4 用語集
主要な抗精神病薬一覧
患者・家族へのせん妄説明パンフレット
患者・家族へのせん妄説明パンフレット(終末期)
Delirium Rating Scale-Revised-98
略語表
索引
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会、金原出版より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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