成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療のガイドライン 第3版 2022年2月

成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療のガイドライン 第3版 2022年2月

初回投稿日:2022年5月10日

ページ更新日:2022年12月27日

初回投稿日:2022年5月10日

ページ更新日:2022年12月27日

書誌情報

作成委員会

「成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療のガイドライン」第3版 ワーキンググループ

発行年月日

2022年2月20日

第3版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2022年6月30日

本文掲載日

2022年12月27日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療」を主題として、日本臨床腫瘍学会、日本癌治療学会、日本小児血液・がん学会によって作成されています。2022年2月20日に金原書店から発行されました。Mindsでは、2022年6月30日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

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0. 要約

Ⅰ. 本ガイドラインについて

1.1 背景と目的

1.2 臓器横断的治療,tumor-agnostic treatment

1.3 推奨度の決定

1.4 資金と利益相反

1.5 本ガイドラインの利用対象

Ⅱ. dMMR固形がん

2.1 がんとミスマッチ修復機能

2.2 dMMR固形がんのがん種別頻度

2.3 dMMR固形がんの臨床像

2.3.1 dMMR消化管がんの臨床像

2.3.2 dMMR肝胆膵がんの臨床像

2.3.3 dMMR婦人科がんの臨床像

2.3.4 dMMR泌尿器がんの臨床像

2.4 dMMR判定検査法

2.4.1 MSI検査

2.4.2 MMRタンパク質免疫染色検査

2.4.3 NGS検査

2.5 dMMR固形がんに対する免疫チェックポイント阻害薬

3 リンチ症候群

注釈 dMMR判定検査でdMMRと判断された患者に対するBRAF遺伝子検査の有用性

注釈 Constitutional Mismatch Repair Deficiency : CMMRD

4 クリニカルクエスチョン (CQ)

CQ1 dMMR判定検査が推奨される患者

CQ1-1 MMR機能に関わらず免疫チェックポイント阻害薬が実地臨床で使用可能ながん以外の切除不能進行・再発固形がん患者に対して,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにdMMR判定検査は勧められるか?

CQ1-2 MMR機能に関わらず免疫チェックポイント阻害薬がすでに実地臨床で使用可能な切除不能固形がん患者に対し,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにdMMR判定検査は勧められるか?

CQ1-3 局所治療で根治可能な固形がん患者に対し,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにdMMR判定検査は勧められるか?

CQ1-4 免疫チェックポイント阻害薬がすでに使用された切除不能な固形がん患者に対し,再度免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにdMMR判定検査は勧められるか?

CQ1-5 すでにリンチ症候群と診断されている患者に発生した腫瘍の際,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにdMMR判定検査は勧められるか?

CQ2 dMMR判定検査法

CQ2-1 免疫チェックポイント阻害薬の適応を判定するためのdMMR判定検査として,MSI検査は勧められるか?

CQ2-2 免疫チェックポイント阻害薬の適応を判定するためのdMMR判定検査として,IHC検査は勧められるか?

CQ2-3 免疫チェックポイント阻害薬の適応を判定するためのdMMR判定検査として,NGSを用いたマイクロサテライト不安定性の判定は勧められるか?

5 参考資料

参考文献

Ⅲ. NTRK (neurotrophic receptor tyrosine kinase)

6.1 NTRKとは

6.2 NTRK遺伝子異常

6.2.1 遺伝子バリアント,遺伝子増幅

6.2.2 融合遺伝子

6.3 NTRK融合遺伝子のがん種別頻度

6.4 NTRK融合遺伝子検査法

6.5 TRK阻害薬

7 クリニカルクエスチョン (CQ)

CQ3 NTRK融合遺伝子検査の対象

CQ3-1 局所進行または転移性固形がん患者

転移・再発固形がん患者に対してNTRK融合遺伝子検査は勧められるか?

CQ3-2 早期固形がん患者に対してNTRK融合遺伝子検査は勧められるか?

CQ3-3 NTRK融合遺伝子の検査はいつ行うべきか?

CQ4 NTRK融合遺伝子の検査法

CQ4-1 TRK阻害薬の適応を判断するために,NGS検査は勧められるか?

CQ4-2 NTRK融合遺伝子を検出するために,FISH,RT-PCRは勧められるか?

CQ4-3 NTRK融合遺伝子を検出するために,IHCは勧められるか?

CQ5 NTRK融合遺伝子に対する治療

CQ5-1 NTRK融合遺伝子を有する切除不能・転移・再発固形がんに対してTRK阻害薬は勧められるか?

CQ5-2 TRK阻害薬はいつ使用すべきか?

参考文献

Ⅳ. TMB-H を有する固形がん

8.1 TMBとは

8.2 TMB検査法

8.3 TMB-Hのがん種別頻度

8.4 TMB-H固形がんに対する抗PD-1/PD-L1抗体薬の効果

9 クリニカルクエスチョン (CQ)

CQ6 TMB検査の対象

CQ6-1 TMBスコアに関わらず免疫チェックポイント阻害薬が実地臨床で使用可能ながん以外の標準的な薬物療法を実施中,または標準的な治療が困難な固形がん患者に対して,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにTMB測定検査は勧められるか?

CQ6-2 TMBスコアに関わらず免疫チェックポイント阻害薬がすでに実地臨床で使用可能な切除不能固形がんに対し,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにTMB測定検査は勧められるか?

CQ6-3 局所治療で根治可能な固形がん患者に対し,免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにTMB測定検査は勧められるか?

CQ6-4 免疫チェックポイント阻害薬がすでに投与された切除不能な固形がん患者に対し,再度免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するためにTMB測定検査は勧められるか?

CQ7 TMB検査法

CQ7-1 免疫チェックポイント阻害薬の適応を判定するためのTMB測定検査としてNGS検査は勧められるか?

CQ8 TMB-Hに対する治療

CQ8-1 TMB-Hを有する切除不能・転移・再発固形がんに対して免疫チェックポイント阻害薬は勧められるか?

CQ8-2 TMB-Hを有する切除不能・転移・再発固形がんに対して免疫チェックポイント阻害薬はいつ使用すべきか?

参考文献

参考資料 TMB・PD-L 1・MMRの関係

Ⅴ. その他

10 その他の臓器横断的バイオマーカー

10.1 BRAF

10.2 HER2 (ERBB2)

10.3 FGFR

10.4 RAS

10.5 BRCA1/2

10.6 ALK

参考文献

11 成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療の費用対効果

MSI-H固形がんに対する免疫チェックポイント阻害薬

NTRK融合遺伝子陽性の固形がんに対するTRK阻害薬

TMB-H固形がんに対する免疫チェックポイント阻害薬

臓器横断的抗がん剤の費用対効果の課題

参考文献

このガイドラインは日本臨床腫瘍学会、日本癌治療学会、日本小児血液・がん学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

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