緑内障診療ガイドライン(第5版)

緑内障診療ガイドライン(第5版)

初回投稿日:2022年5月10日

ページ更新日:2025年1月7日

初回投稿日:2022年5月10日

ページ更新日:2025年1月7日

書誌情報

作成委員会

日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン改訂委員会

発行年月日

2022年2月10日

第5版

発行元

発行形式

PDF

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2024年8月19日

本文掲載日

2025年1月7日

Mindsからのお知らせ

閉じる

この診療ガイドラインは、「緑内障」を主題として、日本緑内障学会によって作成されています。2022年2月10日に発行されました。Mindsでは、2024年8月19日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

閉じる

第5版への序

緒言

執筆者一覧

フローチャート

第1章 緑内障の定義

第2章 緑内障の分類

はじめに

Ⅰ 原発緑内障(primary glaucoma)

1.原発開放隅角緑内障(広義)

2.原発閉塞隅角緑内障と前駆病変

Ⅱ 続発緑内障(secondary glaucoma)

1.続発開放隅角緑内障の眼圧上昇機序

2.続発閉塞隅角緑内障の眼圧上昇機序

Ⅲ 小児緑内障(childhood glaucoma)

1.小児緑内障の診断基準

2.小児緑内障の分類

第3章 緑内障の検査

Ⅰ 問診

1.眼痛

2.頭痛

3.霧視

4.視野欠損

5.充血

Ⅱ 細隙灯顕微鏡検査

1.角結膜

2.前房

3.虹彩

4.水晶体

Ⅲ 眼圧検査

1.眼圧

2.眼圧計

Ⅳ 隅角鏡検査

1.隅角

2.隅角の観察方法

3.補助診断に有用な検査機器

4.隅角所見の記載法

Ⅴ 眼底検査

1.視神経乳頭と網膜神経線維層

Ⅵ 視野検査

1.視野

2.動的視野

3.静的視野

4.その他の視野測定

5.緑内障性視野異常の判定基準と進行判定

第4章 緑内障の治療総論

Ⅰ 緑内障治療の原則

1.治療の目的は患者の視覚の質と生活の質の維持

2.最も確実な治療法は眼圧下降

3.治療できる原因があれば原因治療

4.早期発見が大切

5.必要最小限の薬剤で最大の効果

6.薬物,レーザー,手術から選択(FQ2を参照)

7.個別化治療の選択

8.進行速度の減速

9.危険因子の評価

Ⅱ 治療の実際

1.ベースラインデータの把握

2.目標眼圧

3.緑内障の経過観察と進行判定

4.緑内障とQOL

5.緑内障薬物治療におけるアドヒアランス

第5章 緑内障治療薬

Ⅰ 緑内障治療薬の分類

1.局所投与薬

2.全身投与薬

Ⅱ 薬剤の選択

Ⅲ 治療トライアルと眼圧下降の評価

Ⅳ 多剤併用を考慮する際の留意点(FQを参照)

Ⅴ 併用療法と配合点眼薬(1B)

Ⅵ 点眼指導とアドヒアランス向上の重要性(1B)

第6章 レーザー手術

Ⅰ レーザー虹彩切開術

1.目的

2.適応

3.術前準備(2C)

4.コンタクトレンズ

5.術式・施行部位(2D)

6.レーザー設定(2C)

7.合併症

8.術後管理(2D)

Ⅱ レーザー線維柱帯形成術

1.目的

2.適応

3.術前準備3)(1A)

4.コンタクトレンズ

5.術式・施行部位(2C)

6.レーザー設定(2C)

7.合併症

8.術後管理(2D)

Ⅲ レーザー隅角形成術(レーザー周辺虹彩形成術)

1.目的

2.適応4)

3.術前準備(2C)

4.レンズ

5.術式・施行部位(2D)

6.レーザー設定(アルゴンレーザー)(2C)

7.合併症

8.術後管理(2D)

Ⅳ 毛様体光凝固術

1.目的

2.適応

3.術前準備

4.術式・施行部位

5.レーザー設定

6.合併症

7.術後管理

Ⅴ レーザー切糸術

1.目的

2.適応(1B)

3.術前準備

4.レンズ

5.術式・施行部位

6.レーザー設定(2D)

7.合併症

8.術後管理

第7章 観血的手術

Ⅰ 適応

Ⅱ 術式

1.濾過手術

2.房水流出路再建術

3.瞳孔ブロックを解消する手術

4.毛様体破壊術

第8章 緑内障の病型別治療

はじめに

Ⅰ 原発緑内障

1.原発開放隅角緑内障

2.正常眼圧緑内障

3.原発閉塞隅角緑内障

Ⅱ 続発緑内障

1.落屑緑内障

2.ぶどう膜炎(Posner‒Schlossman症候群,サルコイドーシス,Behçet病,ヘルペス性角膜ぶどう膜炎,サイトメガロウイルス角膜内皮炎,Vogt‒小柳‒原田病など)による続発緑内障

3.ステロイド緑内障

4.血管新生緑内障

5.色素緑内障,あるいは色素散乱症候群

6.虹彩角膜内皮(iridocorneal endothelial:ICE)症候群

7.悪性緑内障

Ⅲ 小児緑内障(childhood glaucoma)

1.原発先天緑内障(primary congenital glaucoma:PCG)

2.若年開放隅角緑内障(juvenile open angle glaucoma:JOAG)

3.続発小児緑内障(secondary childhood glaucoma)

第9章 緑内障治療に関するシステマティックレビューの結果

緑内障の治療 BQ,FQ,CQサマリー

推奨と解説の読み方

作成経過

第10章 推奨

BQ1 妊娠,出産,授乳時の原発開放隅角緑内障(primary open angle glaucoma:POAG)の薬物治療はどうするか?

BQ2 線維柱帯切除術の術後管理

FQ1 第一選択薬で眼圧下降効果が不十分なときは薬剤の追加が必要か?

FQ2 POAG(広義)の多剤併用において,観血的治療も選択肢として考慮されるタイミングは?

FQ3 眼圧下降以外に有用な治療(神経保護,血流改善など)は存在するか?

CQ1 高眼圧症の治療を始める基準は?

CQ2 正常眼圧の前視野緑内障(preperimetric glaucoma:PPG)の治療を推奨するか?

CQ3 点眼薬で眼圧が10mmHg台前半になっていても視野障害が進行する症例に緑内障手術を推奨するか?

CQ4 チューブシャント手術を線維柱帯切除術の代わりに推奨するか?

CQ5 POAGに対する線維柱帯切除術後の副腎皮質ステロイド点眼は推奨されるか?

CQ6 線維柱帯切除術後の抗菌薬の点眼・軟膏治療はいつまで必要なのか.

CQ7 POAGに対して線維柱帯切除術を施行する際に白内障手術の併施を推奨するか?

CQ8 PACGおよびその前駆病変としての原発閉塞隅角症(primary angle closure:PAC)に対する治療の第一選択は水晶体再建術か,レーザー治療か?

CQ9 PACSに治療介入は必要か?

補足資料1

補足資料2

補足資料3

このガイドラインは、日本緑内障学会より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。

Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。

戻る