急性膵炎診療ガイドライン 2021 第5版

急性膵炎診療ガイドライン 2021 第5版

初回投稿日:2022年3月14日

ページ更新日:2022年11月15日

初回投稿日:2022年3月14日

ページ更新日:2022年11月15日

書誌情報

作成委員会

急性膵炎診療ガイドライン 2021 改訂出版委員会

発行年月日

2021年12月20日

第5版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2022年3月8日

本文掲載日

2022年11月15日

Mindsからのお知らせ

閉じる

この診療ガイドラインは、「急性膵炎」を主題として、日本腹部救急医学会、日本肝胆膵外科学会、日本膵臓学会、日本医学放射線学会によって作成されています。2021年12月20日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2022年3月8日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

閉じる

略語一覧

クリニカルクエスチョン一覧

第Ⅰ章 ガイドラインの目的・使用法・作成方法

1 本ガイドラインの改訂の必要性

2 本ガイドラインの目的

3 対象利用者

4 対象疾患

5 本ガイドライン利用上の注意

6 本ガイドラインの作成過程

7 2021年版ガイドライン改訂出版委員会

8 診療ガイドライン作成方法

9 公聴会(医療者からの情報収集)と外部評価

10 普及のための工夫

11 ガイドライン出版後の評価について

12 改訂について

13 診療ガイドライン作成過程および作成内容の普遍性

第Ⅱ章 全国調査結果からみた急性膵炎診療ガイドラインの課題と本改訂における対応

CQ1 急性膵炎診療においてPancreatitis Bundlesは推奨されるか?

第Ⅲ章 基本的診療方針と診療フローチャート,Pancreatitis Bundles

1 急性膵炎の基本的診療方針

2 胆石性膵炎の診療方針

3 Pancreatitis Bundles 2021

4 Pancreatitis Bundles 2021 チェックリスト

5 Pancreatitis Bundles 2021 チェックフロー

第Ⅳ章 急性膵炎の診断

1 診断基準

BQ1 急性膵炎の診断基準は?

2 臨床症状・徴候

BQ2 どのような臨床症状・徴候の患者に対して急性膵炎を疑うか?

3 血液・尿検査

CQ2 急性膵炎の診断のために,どの血中膵酵素の測定を行うか?

CQ3 急性膵炎の診断に,尿中トリプシノーゲン2簡易試験紙検査は有用か?

4 画像診断

BQ3 急性膵炎を疑う症例に超音波検査は有用か?

BQ4 急性膵炎の診断にCTは有用であるか?

5 成因診断

BQ5 急性膵炎の診療において,成因診断は必要か?

BQ6 成因診断の目的は?

BQ7 成因診断において最も優先して検討すべき病態は?

CQ4 胆石性膵炎の診断に際し,EUSはERCP,MRCPに比較して有用か?

CQ5 急性膵炎の成因診断にMRIは有用か?

画像1〜7〈第Ⅳ章:急性膵炎の診断 画像〉

第Ⅴ章 急性膵炎の重症度診断

1 厚生労働省急性膵炎重症度判定基準(2008)

2 重症度判定の有用性

BQ8 急性膵炎症例に対して重症度判定は有用か?

3 重症度判定のタイミング

CQ6 どのタイミングで重症度判定を行うことが有用か?

4 重症度判定と血液・尿検査

CQ7 重症化予測に血中インターロイキン-6(IL-6)は有用か?

5 重症度スコアリングシステム

BQ9 重症度判定にスコアリングシステムは有用か?

6 重症度判定と画像検査

BQ10 急性膵炎の重症度判定に造影CTは有用か?

BQ11 重症急性膵炎での造影CT実施率は?

BQ12 重症急性膵炎では,造影CTは診断後どれくらいの時間で撮影されているか?

CQ8 急性膵炎における血管系合併症の診断に造影CTは有用か?

CQ9 CTで液体貯留がみられた急性膵炎患者において被包化壊死(WON)と仮性嚢胞(PPC)の鑑別にMRIは有用か?

7 転送基準・地域連携

BQ13 転送を考慮する急性膵炎とその転送先は?

FRQ1 急性膵炎の治療成績向上に地域連携ネットワーク構築は有用か?

画像1〜12〈第Ⅴ章:急性膵炎の重症度判定 画像〉

第Ⅵ章 急性膵炎の治療

1 基本的治療方針

2 輸液

CQ10 急性膵炎の初期治療として積極的輸液療法は推奨されるか?

CQ11 急性膵炎の初期輸液として晶質液と比較して膠質液は有用か?

CQ12 急性膵炎の初期輸液として晶質液(細胞外液)を用いる場合,緩衝液は0.9%食塩液より有用か?

3 経鼻胃管

BQ14 経鼻胃管は急性膵炎に有用か?

4 薬物療法

BQ15 急性膵炎に対する鎮痛薬はどのように使用するのか?

CQ13 予防的抗菌薬は急性膵炎の予後改善に有用か?

CQ14 蛋白分解酵素阻害薬は急性膵炎の病態改善に有用か?

CQ15 急性膵炎において胃酸分泌抑制薬の投与は有用か?

5 栄養療法

BQ16 急性膵炎における栄養の意義と至適投与経路は何か?

CQ16 重症急性膵炎に対する経腸栄養の至適開始時期はいつか?

CQ17 経腸栄養ではどこから何を投与するか?

CQ18 軽症膵炎ではどのように食事を再開するか?

6 腹腔洗浄・腹膜灌流

CQ19 急性膵炎に対する腹腔洗浄は有用か?

7 血液浄化療法

CQ20 持続的血液浄化法はいつ,どのような膵炎に導入すべきか?

CQ21 高トリグリセリド血症(HTG)に伴う急性膵炎(HTG-AP)治療方針は?
緊急で血漿交換療法(TPE)を行うことは推奨されるか?

8 蛋白分解酵素阻害薬・抗菌薬膵局所動注療法

CQ22 急性壊死性膵炎に対し,蛋白分解酵素阻害薬・抗菌薬膵局所動注療法(動注療法)を実施する適応があるか?

9 胆石性膵炎における胆道結石に対する治療

CQ23 胆石性膵炎に対して早期にERCP/ESTを施行すべきか?

BQ17 急性胆石性膵炎の再発予防に胆嚢摘出術は有用か?

CQ24 急性胆石膵炎に対して胆嚢摘出術を行う場合の適切な手術時期は?

10 Abdominal compartment syndrome(ACS)の診断と対処

BQ18 急性膵炎に対して腹腔内圧(intra-abdominal pressure;IAP)の上昇が及ぼす影響は何か?

FRQ2 IAPを測定することでIAH/ACSを早期に診断できるか?

CQ25 どのような急性膵炎患者に対してIAPの測定が必要か?

BQ19 IAPの測定方法は?

CQ26 IAH/ACSに対する治療はどのように行うか?

11 膵局所合併症に対するインターベンション治療

BQ20 膵・膵周囲液体貯留患者におけるインターベンション治療導入前に,被包化壊死と膵仮性嚢胞の治療成績の考慮が推奨されるか?

CQ27 感染性膵壊死はどのように診断するか?

CQ28 感染性膵壊死に対して,発症4週以降でインターベンション治療(内視鏡的もしくは経皮的ドレナージ)を導入することは,発症4週未満で導入することと比較して有用か?

CQ29 感染性膵壊死に対するインターベンション治療は内視鏡的ステップアップ・アプローチと外科的ステップアップ・アプローチのどちらが有用か?

CQ30 ドレナージが必要な膵局所合併症に対して内視鏡的ドレナージを行う場合に有用な方法は?

CQ31 内視鏡的ドレナージのみで改善しない感染性被包化壊死に有用な治療は何か?

CQ32 膵局所合併症に対する超音波内視鏡下ドレナージにおいて用いるステントは?

FRQ3 被包化壊死に対する内視鏡的ステップアップ・アプローチに経皮的治療の追加は有用か?

CQ33 感染性膵壊死に対して,後腹膜ネクロセクトミーは開腹ネクロセクトミーより有用か?

BQ21 Disconnected pancreatic duct syndrome(DPDS;主膵管破綻症候群)の病態は?

CQ34 どのような膵局所合併症に対してERCPが推奨されるか?

BQ22 膵局所合併症に伴う disconnected pancreatic duct syndrome(DPDS;主膵管破綻症候群)に対してどのような治療があるか?

12 長期予後/合併症

FRQ4 急性膵炎は膵癌の危険因子か?

BQ23 急性膵炎は外分泌機能低下や糖尿病の原因となるか?

第Ⅶ章 ERCP後膵炎―消化器内視鏡関連手技後の膵炎―

1 ERCP後膵炎の診断

BQ24 ERCP後膵炎の診断基準は何か?

2 ERCP後膵炎の発症頻度

3 ERCP後膵炎の危険因子

4 ERCP後膵炎の予防

CQ35 一時的膵管ステント留置はERCP後膵炎の予防に有用か?

CQ36 直腸内NSAIDs投与はERCP後膵炎の発症抑制に有用か?

FRQ5 硝酸薬はERCP後膵炎の予防に有用か?

FRQ6 ERCP前後の急速輸液はERCP後膵炎の予防に有用か?

索引

このガイドラインは日本腹部救急医学会、日本肝胆膵外科学会、日本膵臓学会、日本医学放射線学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。

Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。

戻る