形成外科診療ガイドライン 2 2021年版 頭蓋顎顔面疾患(先天性・後天性)

形成外科診療ガイドライン 2 2021年版 頭蓋顎顔面疾患(先天性・後天性)

初回投稿日:2021年9月7日

ページ更新日:2023年5月9日

初回投稿日:2021年9月7日

ページ更新日:2023年5月9日

書誌情報

作成委員会

三学会合同ガイドライン委員会

発行年月日

2021年04月01日

第2版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2021年9月14日

本文掲載日

2023年5月9日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「頭蓋顎顔面疾患(先天性・後天性)」を主題として、日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会によって作成されています。2021年4月1日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2021年9月14日に選定部会にて選定されています。

目次

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改訂第2版 序

形成外科診療ガイドライン改訂にあたって

第1版 序

第1版 ガイドライン作成にあたって

形成外科診療ガイドライン(第2版)について

第Ⅰ編 口唇・顎・口蓋裂・その他の顔面先天異常診療ガイドライン

1章 口唇・顎・口蓋裂

1 疫学と診断

CQ1 非症候性口唇口蓋裂の易罹患性検査に遺伝子検査は有用か?

CQ2 口唇口蓋裂の発生に環境因子は影響するか?

CQ3 血族が口唇口蓋裂に罹患している場合,口唇口蓋裂の発生頻度は上がるか?

CQ4 出生前診断は口唇口蓋裂のマネジメントに有用か?

CQ5 口唇口蓋裂では裂型によって他の先天性疾患の合併頻度が異なるか?

CQ6 チームアプローチは口唇口蓋裂の治療に有効か?

CQ7 口唇口蓋裂児に対して哺乳や摂食の指導・介助は有効か?

2 口唇裂

CQ8 術前顎矯正は短期的な歯槽堤形態の改善に有効か?

CQ9 口唇口蓋裂に対するPNAM(Presurgical Nasoalveolar Molding)法は,初回口唇外鼻形成術後の良好な口唇外鼻形態の獲得に有効か?

CQ10 口唇口蓋裂に対する術前顎矯正は,長期的な観点で良好な顎発育や咬合の獲得に有効か?

CQ11 歯肉骨膜形成術(gingivoperiosteoplasty:GPP)は顎裂部の骨形成に有効か?

CQ12 初回口唇形成術に至適時期はあるか?

CQ13 片側口唇裂に対する初回同時外鼻形成術は有効か?

CQ14 Millardのrotation-advancement法は片側口唇裂に対する初回手術として有効か?

CQ15 片側口唇裂に対する初回手術において,赤唇縁近くでの三角弁の挿入は有効か?

CQ16 両側口唇裂に対する初回口唇形成術では一期法と二期法のいずれが有効か?

CQ17 両側口唇裂に対する初回同時外鼻形成術は有効か?

CQ18 口唇変形に対する二次修正術に適した手術時期はあるか?

CQ19 外鼻変形に対する二次修正術に適した手術時期はあるか?

CQ20 口唇固有組織(口輪筋,赤唇など)の欠損を伴う口唇変形に対して,下口唇反転皮弁(Abbe flap)は有効か?

CQ21 術後に鼻孔レティナの使用は有効か?

CQ22 二次的顎裂部骨移植術は,口唇裂の外鼻形態改善に有効か?

3 口蓋裂

CQ23 口蓋形成術の手術時期について基準はあるか?

CQ24 粘膜下口蓋裂および先天性鼻咽腔閉鎖機能不全症に対する手術適応の基準はあるか?

CQ25 Pushback法(粘膜骨膜弁法)では口蓋瘻孔が発生しやすいか?

CQ26 Pushback法(粘膜骨膜弁法)は上顎発育を障害しやすい術式か?

CQ27 Pushback法(粘膜骨膜弁法)では良好な言語成績が期待できるか?

CQ28 Pushback法(粘膜骨膜弁法)に伴い鼻腔側の延長を行うことは有効か?

CQ29 Furlow法は良好な言語機能の獲得に有効か?

CQ30 Furlow法では良好な顎発育が期待できるか?

CQ31 Intravelar veloplasty法は口蓋裂初回手術における鼻咽腔閉鎖機能獲得に有効か?

CQ32 粘膜弁法による口蓋裂手術は粘膜骨膜弁法よりも顎発育抑制が少ないか?

CQ33 二段階口蓋形成術は口蓋裂手術として有効か?

CQ34 Two-flap口蓋裂手術は正常構音機能の獲得と口蓋瘻孔発生率の軽減に有効か?

CQ35 保存的治療(構音補助装具装用)は鼻咽腔閉鎖機能の改善に有効か?

CQ36 鼻咽腔閉鎖機能不全の術前後の機能評価に鼻咽腔内視鏡検査は有用か?

CQ37 画像診断検査は鼻咽腔閉鎖機能評価に有用か?

CQ38 鼻咽腔閉鎖機能不全の改善手術に適応年齢の基準はあるか?

CQ39 口蓋延長術は鼻咽腔閉鎖機能不全症に対する治療として有効か?

CQ40 咽頭弁手術は鼻咽腔閉鎖機能不全症に対する治療として有効か?

CQ41 顎裂部骨移植術は歯牙誘導および安定した咬合の長期獲得に有効か?

CQ42 顎裂部骨移植の手術時期により上顎発育への影響に違いがあるか?

CQ43 顎裂部移植材料としてどの材料が有効か?

CQ44 顎裂部の骨移植術の術後評価にCTは有用か?

CQ45 顎裂部骨移植時の術前歯科処置(抜歯や矯正など)は有効か?

2章 その他の顔面先天異

1 巨口症

CQ46 巨口症患者においてみられる併発症は何か?

CQ47 巨口症患者において手術療法は有効か?

2 顔面裂

CQ48 顔面裂の分類にTessierの分類は有用か?

CQ49 斜顔面裂患者において手術療法は有効か?

CQ50 正中裂患者においてよくみられる症状は何か?

CQ51 正中裂患者において手術療法は有効か?

3 舌小帯短縮症

CQ52 舌小帯短縮症患者において手術療法は有効か?

第Ⅱ編 耳介先天異常診療ガイドライン

1章 小耳症

1 診断と検査

CQ1 小耳症患者の治療にあたり画像検査は有用か?

2 治療

CQ2 小耳症手術に自家肋軟骨移植は有用か?

CQ3 小耳症手術に適切な時期はあるか?

CQ4 小耳症の治療に外耳道・鼓室形成術は有効か?

CQ5 年齢,体格,採取方法で肋軟骨採取による胸郭変形の程度に差があるか?

2章 埋没耳

1 治療

CQ6 非観血的治療は有効か?

CQ7 手術に至適時期はあるか?

CQ8 手術に皮弁を用いた方法は有効か?

3章 立ち耳

1 治療

CQ9 非観血的な治療は有効か?

CQ10 適切な手術時期は存在するか?

CQ11 対耳輪形成術は有効か?

4章 折れ耳

1 治療

CQ12 折れ耳に保存的治療(保存的矯正治療)は有効か?

CQ13 折れ耳の手術治療は有効か?

CQ14 絞扼耳に軟骨移植は必要か?

5章 耳瘻孔

1 診断

CQ15 非感染性耳瘻孔に手術適応はあるか?

CQ16 非感染性耳瘻孔において推奨される術式はあるか?

CQ17 感染性耳瘻孔において感染時期に根治手術を行うことは可能か?

CQ18 感染性耳瘻孔において推奨される術式はあるか?

第Ⅲ編 眼瞼診療ガイドライン

1章 睫毛内反症・眼瞼内反症

1 診断

CQ1 睫毛内反の程度は診断に有用か?

2 治療方針

CQ2 手術適応はどのように決定するか?

3 手術

CQ3 手術治療は必要か?

CQ4 手術治療は有効か?

2章 内眼角贅皮

1 診断

CQ5 診断基準はあるか?

CQ6 人種は関係するか?

2 治療方針

CQ7 手術治療は必要か?(ただし睫毛内反症合併例を中心に)

3 手術

CQ8 手術治療は有効か

3章 瞼裂狭小症候群

1 診断

CQ9 診断基準はあるか?

CQ10 遺伝子診断は有用か?

2 治療

CQ11 手術治療は有効か?

第Ⅳ編 頭蓋(骨)縫合早期癒合症診療ガイドライン

1章 頭蓋(骨)縫合早期癒合症

1 診断

CQ1 頭蓋内圧測定検査は有用か?

CQ2 遺伝子診断は有用か?

CQ3 術前の気道評価は必要か?

CQ4 単純X線撮影は診断に有用か?

CQ5 CTは診断に有用か?

CQ6 MRIは診断に有用か?

2 適応

CQ7 頭蓋形成術は頭蓋内圧亢進の改善に有効か?

CQ8 早期の頭蓋形成術は,頭蓋の形態の改善に有効か?

CQ9 頭蓋形成術は精神運動発達の改善に有効か?

CQ10 頭蓋骨の固定に推奨される固定材料はあるか?

CQ11 頭蓋形成術で縫合切除術は有効か?

CQ12 頭蓋形成術で縫合切除術+ヘルメット装着は有効か?

CQ13 頭蓋形成術で一期法(従来法)は有効か?

CQ14 頭蓋形成術で骨延長術は有効か?

CQ15 上顎低形成,咬合不全に対する適切な手術時期はあるか?

第Ⅴ編 顔面外傷診療ガイドライン

1章 上顎骨骨折

1 診断

CQ1 咬合異常・顔面変形・知覚障害は生じるか?

CQ2 3次元CT画像は単純X線画像や2次元CT画像に比べて有用か?

CQ3 合併損傷は起こるか?

2 手術適応

CQ4 咬合異常の手術適応基準はあるか?

CQ5 知覚異常は手術適応となるか?

CQ6 形態異常の手術適応基準はあるか?

CQ7 転位のない上顎骨骨折に対する手術適応基準はあるか?

3 治療

CQ8 Le Fort分類はアプローチの選択に有用か?

CQ9 上顎骨矢状骨折の整復に臼歯部の引き寄せは有効か?

CQ10 上顎骨骨折の整復に顎間固定は有効か?

CQ11 骨折の整復が困難な症例に対してLe Fort Ⅰ型骨切り術は有効か?

CQ12 Le Fort Ⅰ型骨折に2点固定:①梨状口縁部,②頬骨下稜部は必要か?

CQ13 Le Fort Ⅱ型骨折に3点固定:①上顎前頭縫合部+②眼窩下縁+③頬骨下稜部は必要か?

CQ14 Le Fort Ⅲ型骨折に3点固定:①上顎前頭縫合部+②頬骨前頭縫合部+③頬骨部は必要か?

CQ15 Le Fort型骨折の固定に創外固定器は有効か?

CQ16 上顎骨骨折の固定にはプレートの方が軟鋼線よりも優れているか?

CQ17 上顎骨骨折の固定には吸収性プレートの方がチタン製プレートよりも優れているか?

CQ18 上顎骨骨折の固定材料のチタン製プレートや軟鋼線が合併症の原因と考えられる場合,除去は必要か?

2章 下顎骨骨折

1 診断

CQ19 不正咬合は下顎骨骨折の診断に有用か?

CQ20 単純X線は有用か?

CQ21 CT画像は有用か?

CQ22 MRI画像は有用か?

CQ23 合併損傷は起こるか?

2 手術適応

CQ24 咬合異常は手術適応基準となるか?

CQ25 開口障害は手術適応基準となるか?

CQ26 年齢は手術適応基準となるか?

CQ27 関節突起骨折の手術適応基準はあるか?

3 治療法の選択

CQ28 転位のない骨折に包帯固定は有効か?

CQ29 転位がないか少ない骨折に顎間固定およびプレート固定は有効か?

CQ30 転位のある骨折に顎間固定およびプレート固定は有効か?

4 手術的アプローチ

CQ31 体部,角部,下顎枝の骨折に口腔内・経皮的アプローチは有効か?

CQ32 関節突起骨折に口腔内・経皮的アプローチは有効か?

5 固定法・固定材料

CQ33 術後の顎間固定にIMF(intermaxillary fixation)スクリューは有効か?

CQ34 骨折の内固定材料として金属プレートは有効か?

CQ35 骨折の内固定材料として吸収性プレートは有効か?

6 小児の下顎骨折

CQ36 小児の下顎骨骨折に対し保存的療法は有効か?

CQ37 小児の下顎骨骨折に対し手術適応はあるか?

CQ38 小児の下顎骨骨折に対し吸収性プレートは有効か?

CQ39 小児下顎骨関節突起骨折受傷後のリモデリングは起こるか?

3章 頬骨骨折

1 診断

CQ40 頬骨骨折の診断に有用な理学所見は何か?

CQ41 診断において3次元CT画像は単純X線や2次元CT画像に比べて有用か?

CQ42 超音波検査は頬骨骨折の診断や整復の確認において有用か?

2 手術適用

CQ43 骨片の転位の程度による手術適応基準は存在するか?

CQ44 骨片の転位がない場合は保存的に治療可能か?

CQ45 顔面形態異常(眼球陥凹,眼球低位,外眼角下垂,頬部扁平化,顔面横径拡大)を伴う場合に整復固定術は有効か?

CQ46 知覚障害,開口障害,眼球運動障害などの症状に整復固定術は有効か?

CQ47 整復固定術を行うべき時期はいつか?

3 アプローチと整復

CQ48 睫毛下切開は,眼窩下縁へのアプローチ法として有効か?

CQ49 上口腔前庭切開は頬骨骨折のアプローチ法として有効か?

CQ50 Gillies切開は,頬骨骨折の治療に有効か?

CQ51 頬部皮膚小切開部からのフックやT-bar screwを用いた頬骨骨折の治療は有効か?

4 固定部位

CQ52 頬骨tripod骨折の整復固定では何点固定するのが適切か?

CQ53 頬骨tripod骨折に,頬骨-頬骨ピンニングによる骨固定は有効か?

CQ54 頬骨tripod骨折に,頬骨弓の固定は必要か?

CQ55 頬骨弓単独骨折に固定は必要か?

5 固定材料

CQ56 固定はどのようなプレートを用いるべきであるか?

CQ57 チタンプレートの抜釘は必要か?

CQ58 頬骨骨折の固定において,吸収性プレートの種類による優位性はあるか?

4章 眼窩底骨折

1 診断

CQ59 眼窩底骨折で重要な症状は何か?

CQ60 眼窩底骨折の診断に有用な画像検査は何か?

CQ61 画像検査以外で有用な検査は何か?

2 手術適応

CQ62 自覚症状から手術の適応を判断することはできるか?

CQ63 眼球運動障害の程度から手術適応を判断することはできるか?

CQ64 眼球陥凹の程度から手術適応を判断することはできるか?

CQ65 画像検査から手術適応を判断することはできるか?

CQ66 骨折型によって手術適応の判断基準は異なるか?

CQ67 受傷後いつまでに手術の適否を決めるべきか?

3 治療

CQ68 3Dモデルを用いた術前シミュレーションは有用か?

CQ69 経結膜アプローチは経皮アプローチよりも推奨されるか?

CQ70 瞼縁切開法は下眼瞼切開法より推奨されるか?

CQ71 経上顎洞アプローチは経眼窩アプローチと比べて推奨されるか?

CQ72 自家組織と人工物はいずれが有効か?

CQ73 自家硬組織はどこから採取するのがよいか?

CQ74 適切な人工物の材質は何か?

CQ75 バルーンによる固定は有効か?

4 小児眼窩底骨折

CQ76 下直筋の嵌頓を鑑別するには,CTとMRIのいずれが有用か?

CQ77 下直筋の嵌頓があった場合,手術までに許される時間はどれくらいか?

CQ78 下直筋の嵌頓がない場合,手術適応はあるか,あるとすればどれくらいの時間的余裕があるか?

CQ79 骨移植または人工物による眼窩底再建の必要はあるのか?

5章 鼻骨・鼻篩骨骨折

1 診断

CQ80 鼻変形は,鼻骨・鼻篩骨骨折の診断の根拠となるか?

CQ81 鼻閉は,鼻骨・鼻篩骨骨折の診断の根拠となるか?

CQ82 鼻出血は,鼻骨・鼻篩骨骨折の診断の根拠となるか?

CQ83 触診による圧痛は,鼻骨・鼻篩骨骨折の診断の根拠となるか?

CQ84 鼻骨・鼻篩骨骨折の診断に,単純X線画像は有用か?

CQ85 鼻骨・鼻篩骨骨折の診断に,CT画像は有用か?

2 合併損傷

CQ86 鼻篩骨骨折では鼻涙管損傷は生じるか?

CQ87 鼻篩骨骨折では内眼角靭帯損傷は生じるか?

CQ88 鼻篩骨骨折では髄液鼻漏は生じるか?

CQ89 鼻篩骨骨折では視神経管骨折は生じるか?

3 鼻骨骨折の治療

CQ90 鼻骨骨折の骨折型によって手術適応は異なるか?

CQ91 鼻骨骨折に伴う鼻中隔転位の整復は有効か?

CQ92 鼻骨骨折の整復後の確認に,超音波検査は有用か?

4 鼻篩骨骨折の治療

CQ93 鼻篩骨骨折の骨折型によって手術適応は異なるか?

CQ94 鼻篩骨骨折へのアプローチは,冠状切開法と局所切開法ではいずれが有効か?

CQ95 鼻篩骨粉砕骨折の手術では,一期的骨移植が有効か?

CQ96 手術では内眼角間固定は有効か?

CQ97 鼻篩骨骨折の手術で内視鏡は有効か?

5 固定法・固定材料

CQ98 整復後には鼻腔内固定は有効か?

CQ99 整復後には鼻腔外固定は有効か?

CQ100 整復後の固定に,キルシュナー鋼線刺入法は有効か?

第Ⅵ編 顔面変形(骨切り手術)診療ガイドライン

1章 顔面変形の診断

CQ1 顎顔面変形の診断と手術適応決定に頭部X線規格写真(セファログラム)分析は有用か?

CQ2 顎顔面変形の診断と手術適応決定に2次元および3次元CTは有用か?

CQ3 顎顔面変形の診断と手術適応決定にMRIは有用か?

CQ4 顎顔面変形の診断に顎模型を用いた咬合分析は有用か?

CQ5 顎顔面変形の手術適応決定に咀嚼機能検査,顎運動検査は有用か?

CQ6 顎顔面変形の診断に顔貌の写真分析は有用か?

CQ7 顎顔面変形の診断に3次元モデルは有用か?

2章 上顎後退症

CQ8 一期的前方移動術(Le Fort Ⅰ型)は有用か?

CQ9 上顎後退症に骨延長術は有効か?

CQ10 一期的前方移動術を行う適応年齢はあるか?

CQ11 混合歯列期に骨延長術を行うことは有効か?

CQ12 上顎骨骨切り術において両側の大口蓋動脈を損傷しても上顎の血流に問題はないか?

CQ13 上顎骨切り術による一期的な前方移動量の限界はどれほどか?

CQ14 上顎骨切り術による前方移動後の固定に吸収性プレートは有効か?

CQ15 上顎骨延長術において内固定型延長装置は外固定型骨延長装置よりも有効か?

CQ16 上顎後退症の治療において術前矯正は有効か?

CQ17 上顎の前方移動により生じる鼻翼間距離の開大の予防に鼻翼間縫合は有効か?

CQ18 口蓋裂に伴う上顎後退症に前方移動を行う際,鼻咽腔閉鎖機能の悪化を避ける方法として骨延長法は一期的前方移動法に比べて有効か?

CQ19 口蓋裂などの上顎劣成長の強い場合に上顎前方移動を行う際,術後の後戻りを防ぐ手段として骨延長法は一期的前方移動法に比べて有効か?

CQ20 上顎骨骨切り術において低血圧麻酔は術中の出血量の減少に有効か?

CQ21 上顎骨骨切り術に際して輸血(自己血を含む)の準備は有効か?

3章 下顎後退症

CQ22 気道閉塞症状のない下顎後退症の手術治療は成長期を避けて成長終了後に行うのが望ましいか?

CQ23 下顎後退症の手術治療として下顎枝矢状分割骨切り術は有効か?

CQ24 下顎後退症の手術治療として下顎骨延長術は有効か?

CQ25 下顎後退症の手術治療において頤形成術は有用か?

CQ26 下顎後退症における頤形成術にシリコンインプラントは有効か?

CQ27 下顎後退症に対する下顎前進術において下顎枝矢状分割骨切り術と頤形成術の併用は後戻りを増大させるか?

CQ28 下顎骨後退症の治療にはどのような方法があるか?(矯正治療による保存的治療も含めて)

CQ29 下顎後退症に対する手術において吸収性プレートによる固定はチタンプレートによる固定より優れているか?

CQ30 下顎後退症に対する手術においてチタンプレートによる固定はスクリューによるbicortical固定より優れているか?

CQ31 下顎後退症に対する下顎枝矢状分割骨切り術において,rigid fixationはloose fixationより優れているか?

CQ32 下顎後退症に対する下顎枝矢状分割骨切り術術後にはrigid fixationと顎間固定の併用は有効か?

CQ33 下顎後退症に対する下顎前進術後は下顎頭の吸収に注意が必要か?

CQ34 小顎症による気道閉塞に対する手術適応決定に必要な検査は何か?

CQ35 小顎症における気道閉塞に対して舌固定術や経鼻エアウェイは気管切開を回避することに有効か?

CQ36 小顎症による気道閉塞症状の改善に下顎骨延長術は有用か?

CQ37 小顎症における気道閉塞改善を目的とする下顎骨延長術の適応年齢はあるか?

CQ38 小顎症に伴う気道閉塞改善を目的とする下顎骨延長術において,内固定型延長器は外固定型延長器に比べて有効か?

CQ39 小顎症に伴う気道閉塞改善に頤前進術は有効か?

CQ40 小顎症に伴う気道閉塞改善に口腔底筋の剥離は有効か?

CQ41 小顎症に伴う気道閉塞改善に対する治療アルゴリズムは有用か?

4章 下顎前突

CQ42 下顎前突症に対して下顎枝矢状分割骨切り術は,下顎枝垂直骨切り術と比較して有効か?

CQ43 下顎前突症に対してサージャリーファースト・アプローチは有効か?

CQ44 下顎枝矢状分割骨切り術におけるloose fixationとsemirigid fixationとrigid fixationではどの固定方法が下顎頭関節頭の良好な復位と下顎位の安定に有効か?

CQ45 SSRO(sagittal split ramus osteotomy)における近位骨片の復位法とこれをしない方法では,どちらが下顎頭関節頭の良好な復位と下顎位の安定に有効か?

CQ46 rigid fixationを行った下顎矢状分割術後における顎間固定期間はどの程度必要か?

CQ47 吸収性デバイスは非吸収性デバイスと比較し,術後の下顎位の安定に有効か?

CQ48 下顎骨骨切り術後の下歯槽神経麻痺の発生に骨固定法の違いは影響するか?

CQ49 下顎骨矢状分割骨切り術後の神経障害の治療法として知覚の再教育訓練は推奨されるか?

CQ50 下顎骨骨切り術後の下歯槽神経麻痺の軽減にビタミンB12製剤の内服薬投与は有効か?

CQ51 下顎骨骨切り術に際して,輸血(自己血を含む)の準備は有効か?

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著作権者の許諾を得て目次の記載を以下の通り修正しております。

誤)第I編 1.
正)第I編 1

誤)第V編 1章 CQ18 上顎骨骨折の固定材料のチタン製プレートや軟鋼線が合併症の原因と考えられる合,除去は必要か?
正)第V編 1章 CQ18 上顎骨骨折の固定材料のチタン製プレートや軟鋼線が合併症の原因と考えられる場合,除去は必要か?

誤)第V編 5章 3 尾骨骨折の治療
正)第V編 5章 3 鼻骨骨折の治療

このガイドラインは日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

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