大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン2021(改訂第3版)
大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン2021(改訂第3版)
初回投稿日:2021年7月13日
ページ更新日:2022年7月19日
初回投稿日:2021年7月13日
ページ更新日:2022年7月19日
最新版
部位
筋・骨・関節
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2021年9月14日
本文掲載日
2022年7月19日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「大腿骨頚部/転子部骨折」を主題として、日本整形外科学会、日本骨折治療学会によって作成されています。2021年3月1日に南江堂から発行されました。Mindsでは、2021年9月14日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
前文
第1章 大腿骨近位部骨折の分類
解説1 大腿骨頚部骨折と転子部骨折
解説2 大腿骨頚部骨折の分類
解説3 大腿骨転子部骨折の分類
解説4 大腿骨転子部骨折のCT分類
第2章 大腿骨頚部/転子部骨折の疫学
解説1 日本における発生数・発生率
解説2 発生率の諸外国との比較
解説3 骨折型別発生率
解説4 発生数の予測
第3章 大腿骨頚部/転子部骨折の危険因子
3.1 骨に関連した危険因子
解説1 骨密度
解説2 骨密度測定部位
解説3 脆弱性骨折の既往
解説4 骨代謝マーカー
解説5 骨代謝マーカー以外の生化学検査
解説6 既往症・疾病・家族歴
解説7 大腿骨の形態
3.2 骨に関連しない危険因子
解説8 転倒
解説9 転倒以外
第4章 大腿骨頚部/転子部骨折の予防
解説1 薬物療法
Clinical Question1 運動療法は転倒・骨折予防に有用か
解説2 ヒッププロテクター
解説3 その他の予防法
第5章 大腿骨頚部/転子部骨折の診断
解説1 画像診断(単純X線写真,CT,MRI)
第6章 大腿骨頚部骨折の治療
6.1 入院から手術までの管理と治療
解説1 早期手術の有用性
解説2 術前MRIによる骨頭壊死予測
6.2 治療の選択
6.2.1 初期治療の選択
解説3 非転位型骨折に対する保存治療
Clinical Question2 転位型大腿骨頚部骨折に対して骨接合術と人工物置換術のどちらを選択するか
Clinical Question3 転位型大腿骨頚部骨折に対し人工骨頭置換術と人工股関節全置換術(THA)のどちらを選択するか
6.2.2 非転位型骨折に対する骨接合術の術式選択と後療法
Clinical Question4 大腿骨頚部骨折の内固定材料としてスクリューとSHS(sliding hip screw)のどちらを選択するか
解説4 荷重制限の必要性
6.2.3 転位型骨折に対する人工物置換術式選択と後療法
Clinical Question5 転位型大腿骨頚部骨折に対してセメント使用と非使用のステムのどちらを選択するか
解説5 Bipolar型とUnipolar型人工骨頭置換術の違い
6.3 骨接合術の合併症
解説6 骨癒合率
解説7 骨頭壊死,late segmental collapseの発生率
解説8 その他の合併症
6.4 内固定材料抜去
解説9 適応
6.5 人工物置換の合併症
解説10 術中合併症の発生率
解説11 脱臼発生率
解説12 その他の術後合併症(感染,インプラント周囲骨折)
6.6 予後
解説13 歩行能力回復に影響する因子
解説14 生命予後と影響する因子
6.7 Occult fracture(不顕性骨折)
解説15 治療
第7章 大腿骨転子部骨折の治療
7.1 入院から手術までの管理と治療
解説1 早期手術の有用性
7.2 外科的治療・保存的治療の適応
解説2 入院期間
7.3 外科的治療の選択
解説3 整復位
Clinical Question6 骨接合にはどのような内固定材料を用いるべきか
Clinical Question7 不安定型転子部骨折の初回手術において骨接合術と人工物置換術のどちらを選択するか
7.4 早期荷重
解説4 早期荷重
7.5 骨接合の合併症
解説5 術中合併症
解説6 ラグスクリュー至適挿入位置
解説7 内固定材料の破損
解説8 偽関節の発生率
解説9 骨頭壊死の発生率
7.6 内固定材料抜去
解説10 適応
7.7 予後
解説11 歩行能力回復に影響する因子
解説12 生命予後に影響する因子
解説13 予後不良因子
7.8 Occult fracture(不顕性骨折)
解説14 治療
第8章 大腿骨頚部/転子部骨折の周術期管理
8.1 術前管理
解説1 疼痛管理
解説2 術前牽引
8.2 麻酔方法
解説3 全身麻酔と区域麻酔(脊椎・硬膜外麻酔)
解説4 抗血小板薬・抗凝固薬投与中の患者の手術時期・麻酔法
8.3 術後管理
解説5 疼痛管理
解説6 酸素投与
解説7 電解質異常とその意義
解説8 輸血の適応
8.4 感染
解説9 手術部位感染(SSI:surgical site infection)の発生率
解説10 抗菌薬の予防投与
8.5 導尿カテーテルと尿路感染率
Clinical Question8 大腿骨頚部/転子部骨折周術期の尿路カテーテル留置は推奨されるか
8.6 術後全身管理
解説11 死亡率と術後全身合併症発生率
Clinical Question9 大腿骨頚部/転子部骨折周術期の栄養状態の改善は有用か
解説12 せん妄の予防と治療
8.7 多職種連携(multidisciplinary approach,orthogeriatric co-management)
Clinical Question10 大腿骨頚部/転子部骨折で入院中の多職種連携診療は有用か
第9章 リハビリテーション医療
Clinical Question11 入院中の多職種連携によるリハビリテーション(multidisciplinary rehabilitation)は推奨されるか
Clinical Question12 急性期施設退院後のリハビリテーション継続は推奨されるか
解説1 地域連携パスの経緯と現状
解説2 多職種によるリハビリテーション医療の意義
第10章 退院後の管理
Clinical Question13 大腿骨頚部/転子部骨折後の二次骨折予防は推奨されるか
Clinical Question14 骨吸収抑制薬の術後早期投与は骨癒合の障害になるか
解説1 骨折リエゾンサービス(FLS)
索引
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本整形外科学会、日本骨折治療学会、南江堂より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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