エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2020
エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2020
初回投稿日:2021年2月16日
ページ更新日:2021年4月27日
初回投稿日:2021年2月16日
ページ更新日:2021年4月27日
最新版
部位
腎臓・泌尿器
トピックス
難治性疾患・希少疾患
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2020年12月14日
本文掲載日
2021年4月27日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「ネフローゼ症候群」を主題として、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)「難治性腎障害に関する調査研究」班によって作成されています。2020年8月25日に東京医学社から発行されました。Mindsでは、2020年12月14日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
ネフローゼ診療ガイドライン執筆者一覧
はじめに
前文
Ⅰ 定義・構成疾患・病態生理
1 定義・構成疾患・病態生理
1) 定義(診断基準・治療効果判定基準)
2) 構成疾患とその分類
3) 病態生理
2 主要構成疾患の疾患概念
1) 微小変化型ネフローゼ症候群
2) 巣状分節性糸球体硬化症
3) 膜性腎症
4) 膜性増殖性糸球体腎炎
Ⅱ 診断
1 症候学・臨床症状
1) 体液量過剰(浮腫,胸腹水)
2) 高血圧
3) 尿異常
4) 血栓症
5) 発症様式・先行感染
6) 二次性糸球体疾患との鑑別
2 検査所見
1) 尿所見異常
2) 血液検査所見異常
3 バイオマーカー(PLA2R,THSD7Aなど)
1) バイオマーカー候補分子の開発状況
2) 病態理解の進歩とバイオマーカーによる疾患の細分化
3) 血中自己抗体の血中濃度
4) 腎組織の抗原染色性
5) 臨床実態と診断能
4 遺伝学的検査
1) ネフローゼ症候群と遺伝子
2) 遺伝子異常と臨床的特徴
3) 遺伝学的検査の適応と解析方法
5 診断に関するCQ(CQ1)
CQ1 成人のネフローゼ症候群における一次性膜性腎症の診断に抗PLA2R抗体の測定は推奨されるか?
解説
一般向けサマリー
Ⅲ 疫学
1 発生率・有病割合,年齢別・病因別割合
1) 発生率・有病割合
2) 年齢別の割合
2 寛解率・再発率
1) 微小変化型ネフローゼ症候群
2) 巣状分節性糸球体硬化症
3) 膜性腎症
4) 膜性増殖性糸球体腎炎
3 予後・合併症
1) 腎予後
2) 生命予後と死因
3) 合併症発生率
Ⅳ 治療
はじめに(必ずお読み下さい)
1 治療アルゴリズム
1) 微小変化型ネフローゼ症候群(MCNS)の治療
2) 巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)の治療
3) 膜性腎症の治療
2 治療に関するCQ(CQ2~4)
1) 微小変化型ネフローゼ症候群
CQ2 成人の微小変化型ネフローゼ症候群の再発患者において,推奨される治療は何か?
解説
一般向けサマリー
2) 巣状分節性糸球体硬化症
CQ3 成人の一次性巣状分節性糸球体硬化症でステロイド抵抗性の患者において,推奨される治療は何か?
解説
一般向けサマリー
3) 膜性腎症
CQ4 成人のネフローゼ症候群を呈する一次性膜性腎症に,推奨される治療は何か?
解説
一般向けサマリー
3 食事療法・生活指導
1) 食事療法
2) 生活指導
4 薬剤の作用機序と副作用
1) 副腎皮質ステロイド
2) B型肝炎再活性化と既感染に対する予防
3) 潜在性結核感染症(クオンティフェロン検査やT-SPOT検査陽性)患者に対する予防
4) 免疫抑制薬
5) 今後の研究課題
5 患者アンケート調査
6 医療コスト
索引
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本腎臓学会、東京医学社より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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